姶良市歴史民俗資料館 平成23年度 秋季特別展「蒲生八幡神社の歴史」が10月21日~11月30日まで開催されていますが、11月29日に見てきましたので、概要について紹介します。
蒲生八幡神社の創建は平安時代末期の1123年とされ、当時蒲生院の総領職であった蒲生上総介舜清が、豊前国宇佐八幡宮(現大分県)を勧請したといわれています。祭神は応神天皇・仲哀天皇・神宮皇后です。
以来、蒲生の総社として人々の尊祟を受け、蒲生氏および島津氏など歴代領主の庇護を受けてきました。境内には、日本一の巨樹である「蒲生のクス」があり、歴史の奥深さを感じることができます。
今回の主な展示物は「神社所蔵の古文書」「銅鏡」「王面」「神社建築」「蒲生どん墓」「境内の記念碑群」などですが、現物が展示されている「神社所蔵の古文書」「銅鏡」「王面」について写真を撮ってきましたので紹介します。
特別展の入り口
神社へ伝世した貴重な古文書20点が展示されている(写真は室町時代に田畑を寄進したときの文書)
天文19年(1550年)当時の鹿児島の地図
蒲生八幡神社に伝世されている銅鏡(117面の一部)
王面(神社の御神体を守護するため2面一対で作られたもの)
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