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「サッカー元日本代表」都並敏史さん講演会・・・姶良市姶良公民館

2015-02-08 14:21:25 | 日記

2月8日10時15分~姶良市姶良公民館において「サッカー元日本代表」都並敏史さんの講演会が「姶良市商工会」「姶良伊佐法人会姶良支部」「姶良市」「姶良市教育委員会」の合同主催で開催されました。

姶良市商工会長、姶良市長の挨拶、プロフィールの紹介があった後に、舞台の机の並びを変更して、司会者が質問し講師が答える形式で講演会が始まりました。

講師の「都並敏史」さんは、1961年東京生まれ。サッカー元日本代表。現役時代のポジションはDF(左サイドバック)。1980年から1990年代を代表する名プレーヤー。19歳で日本代表に選出されて以来、10数年にわたり主力メンバーとして日本代表チームを牽引。引退後はJリーグコーチ・監督も務め、2014年浦安SCのテクニカルディレクター就任。また、サッカー解説者として活躍中。と紹介され、司会者からの質問に講師が答えていましたので、その一部を紹介します。

●アジアカップ(2015)では日本代表が8位の成績で終わった感想は・・・日本の実力からすれば4位以内、場合によっては優勝も狙えると思っていたのに、不本意な成績で終わったのは、日本選手の決定力不足もあるが、日本選手全体に言えることは、選手個人の考えでプレーすべき場面まで、監督の考えに引きずられて、十分な実力が発揮されていない面がある。日本の教育の問題でもあるが、自分で考え行動することが今後のレベルアップには必要である。

●選手として成功するために必要なことは・・・心の準備が大切・・外国へ行く場合には語学の学習、環境に慣れるための事前調査など。

●プロサッカーの現状について・・・日本代表監督が今回退任することになったが、選手はプロとして実力に応じた厳しい評価をされるが、フロントの場合は監督選任の責任等が明確でなく、プロ意識が選手に比べて低いように感じている。人選する側もプロ意識を持ち、結果責任をはっきりすべきと思っている。

日本人で海外で活躍している選手は、厳しい競争の中で自分を磨き、周囲の人とのコミニケーションを常に意識して、周囲の人が協力してくれるように努めている。日本人は海外の選手に比べて身体能力では劣るので、技術と心を鍛錬し、常に向上する努力をしていると感じている。

●日本サッカーの将来について・・・Jリーグが発足して20年になり、日本のサッカーは発展してきたが、南米やヨーロッパなど100年の伝統がある国に比べて歴史が浅く、特に個人技では身体能力も違うので、技術の向上とメンタル面では、個々の場面では個々の選手が全体を把握しながら個人の判断でプレーできる能力を向上させることが大切。地域のプロサッカーチームと地域の人達が一体となり、子供たちがプロ選手と接する機会が増えることで、地域全体のレベルが上がり、日本全体の将来も明るくなると思っている。

講演の後に、抽選会があり、5名の人にサイン入りの色紙が講師から手渡され、花束贈呈が行われて講演会が終わりましたが、天候が悪かったせいもあって、観客が少なかったのは残念でしたが、プロサッカーについて認識を深めることができたので行って良かったと思っています。

講演中は撮影禁止なので、講演前の会場の様子と配布された資料をスキャンしたものを添付します。

ポスター

講演会前の演壇(開会式の後にレイアウトを対談式に変更)

※写真をクリックすると拡大し、2回クリックすると更に拡大します。左上の←をクリックすると戻ります。

       

   

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