私は2012年2月25日、鹿児島市民文化ホールで開催された、新老人の会会長 日野原 重明先生の100歳記念講演会に参加して感銘をうけ、新老人の会に入会し、鹿児島支部が主催する行事に参加した内容をその都度ブログで紹介してきました。
鹿児島支部では「カナリア通信」を発行して会員に配布されてきました。その内容の中には、会員以外の人にも参考になることが含まれていますので、事務局の承認を得て概要を紹介してきました。
なお新老人の会の体制変更に伴い、名称を日野原重明塾 NPO法人「鹿児島新老人の会」に変更して活動を継続することになりました。日野原重明塾 NPO法人 鹿児島新老人の会 会報「カナリア」第95号の概要を紹介し本文をスキャンして添付します。
【概要の紹介】
〇「耐えること」を再考しよう・・世話人代表・・皆さま、お元気で新しい年をお迎えのことと思います。昨年は感染症に明け、そして暮れた1年でした。・・・この社会の在り方、生活様式も変わらざるを得ないと思いますが、しばらくは行き先不明の不確かな時を過ごさねばならないことになりそうです。
こうした先行き不明な時こそ、心にすべき言葉として「ネガティブ・ケイパビリティ」という言葉を紹介します。ケイパビリティとは、能力、才能などと訳されますが、それに否定的な意味であるネガティブがついています。・・数年前に出版された・・「ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力」に紹介されてから有名に・・
私たちは人生のあちこちで、わけのわからない事態に陥って悩み、苦しむ時がありますが、そうした時に無理に原因を探し求めたり、無理やり方策を練ったりするばかりでなく、こうした不可解、不確かな状態にじっと留まることも大切であり、それもまた必要な能力だというのです。・・・・
正解のない、どうしようもない状態に耐える力、それこそ日野原先生が私たち高齢者が持つべきと主張された「耐えること」であり、私たちが得意とする能力ではないでしょうか。
〇【11月例会の様子を写真で紹介】・・令和2年11月21日〔土)・・ボランティアセンター5階中会議室
講演・・演題「貴方の家のエアコンは大丈夫ですか?」
講演者・・嶽・津福会員・・三菱重工冷熱(株)
〇1月例会のお知らせ・・令和3年1月23日〔土)12時30分~ 例会兼新年会・・(別紙で連絡がありコロナの関係で延期になりました)
〇次回例会予告・・令和3年3月13日〔土)14時00分 ボランティアセンター5階3・4会議室 ・・自由討議の予定
【今後の予定】
〇誕生会・・1・2・3月生まれの人の誕生会は3月に行う予定
②第1回 健康講座・・コロナの関係で延期。
〇サークル活動・・ ①スポーツ吹き矢サークル・・常時参加者募集中 ②おしゃべりカフエ「笑顔サークル」・・コロナの関係でカラオケを利用する会場に規制・自粛が掛っているので開催を延期中
〇富士山遥拝旅行計画・・令和3年2月26日~28日 ・・(別紙で連絡がありコロナの関係で延期)
〇お知らせ・・鹿児島市より助成金確保・・ホームページ作成の補助金が決定した
〇日野原先生の人生を色鮮やかに生きるための105の言葉!!・・●いのちを大切に●誰にも与えられる時間 いのちの大切さ ●クレッシェンドに ●90代後半でも挑戦の日々 日野原先生の若さの秘訣 ●100歳を過ぎて・・100歳はゴールではなく関所だよ・・何歳でも新たな発見 最後まで学び続ける姿勢 ●人生のロールモデル ●あなたの出会いたい老人・・それが将来の自分の姿 ●石橋湛山の言葉 ●「日本人の最高のモデル」人生哲学から多くを学ぶ
〇語りつごう あの日 あの頃・・●知覧特別攻撃隊・・留魂録(日記)・・少尉 第79振武隊 昭和20年4月出撃戦死 佐藤新平(23歳)
〇語りつぐ戦争・・新聞投稿欄より・・●中国の荒野に置き去りにされて ●38度線弟妹らと極寒の川越えた ●花岡鉱山の脱走者待ち構えた
〇ほのぼのコ-ナー・・新聞投稿蘭より・・●希望に心震えたハリス氏の演説 ●「銀杯」予算介護職の給料増に ●母のお祝い子どものために寄付
〇意外と知らない 鹿児島の地理・地名・地図の謎・・「天文館」・・「馬場」
○編集後記・・・日野原先生の教示、平和・命の大切さを伝承する姿勢を守る記事として、一生懸命作成していきます。読んでください。感謝!!
以上で概要の紹介を終わりますが、詳しくは会報「カナリア」をスキャンして添付しますので興味のある人は見てください。
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