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「新老人の会」鹿児島支部例会「キワキ・プランニング代表」の講演・・・鹿児島市民プラザ

2013-08-26 13:43:55 | 新老人の会

8月24日、鹿児島市民福祉プラザにおいて、「新老人の会」鹿児島支部例会が開催され、「キワキ・プランニング代表」の講演会がありました。

開会の挨拶で、「新老人の会」鹿児島支部の活動状況と今後の予定について説明があった後に、講師の「キワキ・プランニング代表」の紹介があり講演に入りました。

講師は1948年生まれで、まもなく65歳になる人ですが、今回の講演は生い立ちから、鹿児島高専を卒業して3年後に退職し、シベリア鉄道でヨーロッパに行き、様々な出来事を体験しながら勉強した、若い頃の話と体験を通して会得した考え方について講演の中で詳しく話がありました。

講師は若い頃は反骨精神が旺盛で、父親には反発していたそうですが、昭和39年に父親が他界してから、鹿児島高専で寮生活をしながら学び、卒業後は大阪で就職する時の条件として、3年したらアメリカへの留学を約束したのに約束を守らなかったので、退職して自費でアメリカに渡航しようとしたが、身元引き受け人が無くて断念した。

40年以上前は1ドルが360円の時代で渡航費用が高いため、船で当時のソ連のナホトカに渡りシベリア鉄道でモスクワを経由して、スエーデンのストックホルムに到着して、北欧3カ国を旅してからドイツに行った。周囲は体格のいい人ばかりで、言葉の壁があり、資金も乏しくなり、日本に帰りたい気持ちが強くなったが、ドイツで偶然に鹿児島高専時代のドイツ語の教授に再会して考えを替え、ドイツ語を勉強することになった。

資金の無い中でドイツで生活できたのは、周囲の人たちとのコミニケーションがとれるようになったことで、お互いの理解が深まり、援助する友人ができたことで、様々な経験を通して、多くのことを学ぶことができた。

体験を通して会得したことの中で、ヨーロッパと日本では考え方の違いがあるので、ヨーロッパでは率直な話し方をするが日本では相手のことを考えて率直な話し方をしない等の特性を理解して活動の場所に合わせて行動する。

若いうちに外国で自分で考えて行動した経験は肥やしになって無駄なことは一つもないので、子ども達には、自分で計画して、行動する体験をさせるようにしている。

この地球に生まれたことが奇跡であり、自分に与えられた能力を発揮するには、自分でやりたいことをやってみて、生活できれば、もうけものだとの考えで行動したことで、道が開けてきた。

今回の講演を聞いて、その行動力に敬服すると共に外国で経験したことは全て肥やしになっている話を聞いて、自分で計画して行動することに大切なことを理解したので、今後の参考にしたいと思っています。

 

 開会のあいさつ

 講師紹介

「キワキ・プランニング代表」による講演 

閉会のあいさつ

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