1月7日〔土)午後から鹿児島市までJRで行って、ミッテ10で上映されている「海賊とよばれた男」を見てきました。この映画を見ようと思ったには、主演の岡田准一がテレビに出演して話した内容を聞いて興味を持ったからでした。
この映画は百田尚樹による歴史経済小説を映画化したもので、出光興産創業者の出光佐三をモデルとした主人公・国岡鐵造の一生と、出光興産をモデルとした国岡商店が大企業にまで成長する過程が描かれていました。
戦前の石油統制下の国岡商店は周囲のライバルと競争しながら発展していくが、終戦にともない、石油の商売ができなくなり、ラジオ修理など石油以外の商売をして企業を継続していく中で、石油の輸入が再会されることになり、石油取引ができるようになる。
日本の石油大手企業は世界のメジャー企業の傘下に組み込まれるなかで、国岡商店は傘下に入らず、タンカーを建造して、世界との取引を開始するがメジャー企業の妨害にあい、石油の取引ができなくなる。
危機を挽回するため、経済制裁を受けている、イランとの取引を決意し、イギリス海軍の妨害を受けながらも、無事にイランから石油も持ち帰る・・・
戦前は石油統制の制約の中で、戦後は石油メジャーの妨害の中で、民族企業としての誇りをかけて、立ち向かった主人公の生き様に感銘をうけたので、見に行って良かったと思っています。
ポスターを写真に撮って添付します。
ポスター
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