読書して目が疲れないように大活字本シリーズ「佐渡流人行」(上下)(松本清張 著)を姶良市中央図書館から借て11月6日に読み終わったので一部を紹介します。
この本の目次は「腹中の敵」「秀頼走路」「戦国謀略」「ひとりの武将」「いびき」「陰謀将軍」「佐渡流人行」「甲府在番」「流人騒ぎ」「左の腕」「怖妻の棺」となっていましたが、目次ごとの短編小説であり、表紙の「佐渡流人行」は短編の一つでした。
時代背景は戦国時代から江戸時代にかけての出来事を著者の視点で書かれており、解説の中で、時代ものとして書かれていはいるが、現代的な現象を描く手段として、時代ものに材を借りたともいえると述べられています。読み終わった印象としては、時代は違っても、人間の考え方は大きくは変わらないものだと思いました。
表紙と目次をスキャンして添付します。写真をクリックすると拡大し、2回クリックすると更に拡大します。←をクリックすると戻ります。