10月22日、川内西中7期生同期会「喜寿のつどい」に参加したメンバーで半日観光を希望した26名が、9時にホテルグリーンヒルを出発して、川内港・羽島・薩摩藩英国留学生記念会館などの観光を行いました。
ホテルを出発して、川内駅前経由で母校の川内西中跡(川内中央中に統合されて現在は住宅地)を車窓から眺め、開戸橋、新田神社を経由して川内港(貿易港で、中越パルプの材料であるチップ等を輸入)を見学、甑島行き高速船乗り場で休憩して、川内火力発電所、川内原子力発電所を車窓から見て、串木野サンセットパークを見学しました。夕日が美しい海岸のようですが、あいにくの曇り空で甑島も見えず残念でした。
11時頃、今回の観光の目玉である、薩摩藩英国留学生記念館に到着して、図書室で担当者から、記念館設立の経緯などの話を聞いてから、展示物を見学して、詳しく説明を聞きました。
説明内容は、薩摩藩英国留学生のメンバー氏名、年齢、帰国後の功績、写真などを見ながら概要を聞いた後に、薩英戦争絵巻を見ながらその経緯についての説明を聞き、密かな旅立ちの様子、留学生と羽島の関係、香港経由で英国までの途中の様子、留学生の見たイギリス、最年少(13歳)で留学して、その後アメリカにわたり、蒲萄園とワイン製造で成功した、長沢鼎の話。留学生の相関図、森有礼、五代友厚、町田久成、朝倉盛明、村橋久成等の帰国後の業績などを詳しく聞くことができました。(展示物は撮影禁止なので、パンレットを購入)
薩摩藩英国留学生記念館を出て勘場蒲鉾店工場の直売店でおみやげを買い、昼食場所のさのさ荘で会食してから、くしきの長崎鼻公園の景色を眺め、さのさ荘の玄関前で記念撮影をして川内駅へ向い、14時に川内駅で解散しました。
今回の観光で特に印象に残ったのは、薩摩藩が幕末に人材育成のため、密かに英国に留学生を送り、その留学生が明治維新後に各方面で活躍した様子を詳しく知り、教育がいかに大きな力を発揮するかを改めて感じましたので、多くの人に見てもらって感じてもれえればと思っています。
半日観光の様子を写真で紹介します。
川内港
甑島行き高速船乗り場
串木野サンセットパーク
薩摩藩英国留学生記念館
勘場蒲鉾店工場・直売店
のさのさ荘で会食
くしきの長崎鼻公園
さのさ荘の玄関前で記念撮影
川内駅で解散
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