12月15日〔土)姶良市姶良公民館において平成30年度 姶良市歴史民俗資料館「ふるさと歴史講座」「光蘭院貞姫と税所敦子」か開催されました。13時30分から受付が始まり、8回目の資料をいただきました。
14時・・開会挨拶(姶良市歴史民俗資料館 館長)・・講師の紹介などがありました。
講師の鹿児島大学教授 金井静香 氏が登場して自己紹介の後に、パワーポイント及び資料を使って講演が始まりましたので、その一部を紹介します。
〇税所敦子の生涯・・税所敦子は京都に生まれ薩摩の税所篤之に嫁ぎ子供が生まれた後に夫が亡くなる(28歳)・・鹿児島で島津斉彬の六男の守役となる(33歳)・・島津斉彬の六男死去(35歳)・・光蘭院貞姫が近衛家に嫁ぐのに随行して京都へ(39歳)・・明治6年、近衛家が東京へ移転するのに随行して東京へ(49歳)・・明治8年、宮内省雇となる(51歳)・・宮内省で昇進(正七位⇒正五位)・・76歳で死去(青山墓地)
〇光蘭院貞姫の生涯・・1845年、貞姫誕生・・1862年、島津久光の養女へ・・近衛忠房と婚礼・・二人の子供誕生・・1873年(明治6年)夫(近衛忠房)死去(36歳)・・1887年(明治20年)島津久光死去(71歳)・・1920年(大正9年)近衛邸で死去(76歳)
〇講演の概要・・~「仕える」女性とその主君~というタイトルで税所敦子という光蘭院貞姫に仕えた女性の立場から見た歴史について講演されましたが、手紙や短歌などを通して、仕える女性の立場から当時の様子が垣間見えるユニークな内容でした。
15時30分・・閉会挨拶(姶良市歴史民俗資料館 館長)・・参加者からの大きな拍手が贈師に送られて散会しました。
会場の様子を写真で紹介し、資料をスキャンして添付します。
開会前の会場全景
開会あいさつ
講師の自己紹介
講演開始
光蘭院貞姫と税所敦子の写真
講演の最後
閉会のあいさつ
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