ゆずり葉学級」は高齢者が、いろいろな学習や活動に積極的に参加し、お互いに交流を通して絆を深め、地域社会に寄与しながら、高齢期を人生の最も充実した時期として、明るく楽しく健やかに生きることを目指して開設されていますが、平成25年度「加治木ゆずり葉学級」第7回「消費者と金融トラブル」が1月23日、姶良市加治木総合支所多目的ホールで開催されました。
9時30分、開会の挨拶と講師の紹介の後に、姶良市消費生活センターの担当者より、消費生活センターの概要と「消費トラブルと対策」について、資料とプロジェクターを使って説明がありましたので、その概要について紹介します。
平成24年度の消費者トラブルの統計によると年齢は50~70才台が多い。60才以上の割合が多いのは訪問販売、当選商法、投資で、特に投資は金額が大きいので慎重に対応する必要がある。
消費者保護についてはクーリングオフなどの制度ができているので、期間内(8日以内)に解約の意思を文書で通知すれば解約できるので、消費生活センターに早めに相談して対処する必要がある。
消費トラブル対策の「合言葉」として「ピンポン鳴っても玄関開けない」「インターホーンで対応」「無料につられて出かけない」「タダより怖いもにはない」「オレオレ電話が来てもあわてない」「留守番電話に切り替えて」「家族に電話でまず確認」。「りんりん電話が鳴っても」・・・「ホイホイ出ない」。「覚えが無ければ」・・・「要らない」「払わない」「きっぱり断りましょう」。
高齢者を狙う悪質商法が次々に出てくる中で、被害にあわないためには、おかしいと思ったら、自分だけで判断せずに、消費生活センターに相談することがトラブルに巻き込まれなためには是非必要なことだと思いました。
開会挨拶と講師紹介
姶良市消費生活係の概要説明
消費トラブルと対策の説明
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