まずは夏休みらしく、涼し気に転勤で一昨年まで住んでいた長野県の冬の神事『諏訪湖の御神渡り(おみわたり)』の紹介です!
信州最大の湖の諏訪湖は、毎年冬には全面結氷します。年により、零下10℃程度の冷え込みが数日続くと、湖面の氷が大音響と共に山脈のように盛り上がる「御神渡り」が見られます。これは、気温の上下で氷が膨張と収縮を繰り返すことで起きる自然現象なのですが、昔は3mもの高さとなったと言われ湖岸から湖岸まで数kmに渡り「氷の道」ができます。
諏訪大社上社の男神が下社の女神のもとへと渡る恋の道である、というロマンチックな言い伝えがあります。
御神渡りの記録は神社に550年以上前の室町時代から1年も欠かさず残されていて、気候変動の記録として世界的に注目されて研究に活用されてもいるようす。
諏訪市ホームページから引用
数えで7年に一度の諏訪大社の御柱祭がことしは、新型コロナウイルスで規模を縮小され開催されました!
『御柱祭(おんばしらさい)』
長野最大の思い出は、念願叶って、2022年にも開催された、 1200年続く神事である、 写真好きとしては目の前で見て体験して見たかった御柱祭に、上社の元綱【もとづな:地元の氏子として御柱の里引きや木落しで十数トンもの重量を曳いたりバランスを取る役目】として参加したことです。
御柱祭とは宝殿の造り替え、そして御柱を選び、山から曳き、境内に建てる一連の神事を指します。“御柱”となるのは樹齢150年、17メートルを優に超える選ばれた16本のモミの大木だけ。それを人の手で里に曳き出し、7年毎の寅と申の年に諏訪大社の社殿の四隅に建てます。その歴史は古く、室町時代の『諏訪大明神画詞』という文献には、「寅・申の干支に当社造営」が平安初期にすでにあったという記録が残されています。連綿と連なる御柱祭に諏訪地方の人々がかける思いは、現代でも非常に強いです。
上社御柱 里引き
八ヶ岳の麓から 20数キロの諏訪大社上社までの御柱の曳航は感動的な光景と体験でした!
上社御柱 木落し
メドデコと呼ばれるV字の御柱の前後の柱に地元の氏子の若者が乗ったまま崖を下りますが、
数千人の大観衆を見下ろして体感は真っ逆さまでした。
下社御柱 木落し
勿論命綱などありませんし、意味を成しませんので、文字通りに命を懸けた世界一勇壮な神事イベントのひとつです!
念願叶って1200年続く神事の上社元綱として 御柱祭に参加したことは長野県最大の思い出のひとつでした。
命懸けの木落し、川越しを神事として体験し、最後に
諏訪大社上社の数百段の急な石段を十数トンの御柱を曳く中で分かったことがあります。
神事とは言え、このようなことを日本中、世界中の誰も出来るともやろうとも思わないでしょう。
たとえ命を懸けてでも、不可能も可能にする御柱祭に数百年千年と続く長野県人のバイタリティーを感じました。
世界有数の最新のものづくり企業も集う長野県では、
日本のものづくりの伝統と原点を体験出来ました。感謝です。
私が御柱祭に参加した年、諏訪市高島城(たかしまじょう)天守閣のある高島公園近くの有名老舗酒蔵さんでボンボンSKDの日メンバーの皆さんがご出演のコンサートが開催されました。
『高島公園の高島城(たかしまじょう)天守閣』
日根野織部正高吉により築城された高島城の本丸跡に設置された公園には、ソメイヨシノを中心にしだれ桜、彼岸桜、八重桜など約90本の桜が植栽されている。見頃を迎えると、桜と復元された天守閣が堀の水に映る情緒溢れる光景が見られます。
諏訪市ホームページから引用
高島城(たかしまじょう)天守閣のある諏訪市高島公園近くの、世界や日本の品評会でも多くの受賞歴のあるシャンソンバー ボンボンを応援する有名老舗酒蔵さんでのコンサートのお写真を紹介です。
私が御柱祭に参加した年、ボンボンSKDの日メンバーの皆さんがご出演でした。
長野県の思い出のコンサート
芹なづな さん
珠木美甫 さん
夏稀りさ さん
那智ゆかり さん
芹なづな さん 珠木美甫 さん
福浦光洋 さん
アニエス晶子 さん
御柱祭に参加した年の有名老舗酒蔵さんでのコンサートも長野県の印象的な思い出のひとつでした。