好評につき去年 8/13(木)は 芹なづなさん ご出演の ベッラマッティーナ 『朝美座』再掲載です。
芹なづなさん 夏らしく浴衣と白いドレスで艶やかで美しい煌めきの芹なづなさんです。
沢田みなみさん
田尻勝久さん
朝美かほるさん 芹なづなさん
ベッラマッティーナは、 日々の疲れを癒し、都会の喧騒を忘れさせてくれる大人の為のお店です。
久しぶりの『朝美座』に御出演者とお客さま、それぞれの歓びに溢れ、とても素晴らしいライブでした。
~世界的経済誌『Forbes』のインターネット記事の紹介です。~
元ファーストクラスCAに聞く「機内で噂される一流の乗客」の共通点
ビジネスシーンで「一流の気配り」ができるビジネスマンかどうかは、実は出張時の飛行機の機内で顕著に現れる、と証言する現役CAやCA出身者は多い。
「評価者不在」の単身海外出張の折、密室の機内で、どれくらい余裕のある「スマートな」ふるまいができるか、気にしてみたことはあるだろうか。
実はCAは意外と乗客を見ているし、好印象を残した乗客は記憶に残り、再搭乗の際にもすぐにわかるという。逆に最悪の印象の乗客についても然りだ。
次回の出張時の行きの機内では、自身が「気配りのプロ」であるCAたちに一目置かれるような配慮を実践してみてはどうだろう。現地での会議やプレゼンという「本番」に、意外と生きるかもしれない。
『ファーストクラスCAの心をつかんだ マナーを超えた「気くばり」』(青春出版社)も上梓した清水裕美子氏に、どんな乗客が好印象を残すのか、その具体的な例を聞いた。清水氏は、日本航空(JAL)の客室乗務員として国際線ビジネスクラス、ファーストクラスなど中心に約5年乗務した経験を生かし、セミナー、メディアなどで活動するほか、「株式会社シーエーメディアエージェンシー」代表、All Aboutビューティー担当ガイドも務めている。
1日に何百人というお客様との出会いがあるCA(客室乗務員/キャビンアテンダント)の仕事。機内という限られた空間の中で食事や睡眠を取る特殊な環境の中では、お客様の人柄がにじみ出るような場面も多々あります。実際、筆者が現役CA時代には、いわゆる「一流ビジネスマン」のお客様をお迎えすることも多かったのですが、そういう方たちの、私たちCAやほかの乗客の方への気配りを、やはり「一流」と感じることが多くありました。ここでは、元国際線キャビンアテンダントの筆者が、CA達がつい「このお客様、素敵だな」と思ってしまうような達人マナー10選をご紹介します。
CAはトラブルを未然に防ぐため、またより良いサービスを提供するため、お客様の情報をこまめに共有しています。達人マナーのお客様は、担当CAだけでなく他のCAからも注目を集めるはずです。
1.目を見て挨拶をする
「そんな基本的なこと!」と思われたでしょうか。しかし、CAが「こんにちは」、「ご搭乗ありがとうございます」と搭乗御礼の気持ちを込め挨拶をする際に、返してくださるお客様は想像以上に少ないのです。
そのため、「こんにちは!」、「よろしく!」などしっかり目を見て返してくださるお客様がいると、とても嬉しい気持ちになります。国民性かもしれませんが、海外のお客様は目を見てしっかり返してくださる確率が高いように感じます。もちろん、全員のCAに挨拶を返すのは大変かと思いますが、会釈を返してくださるだけでもCAに与える印象は確実にアップするはずです。
2.手荷物を率先して収納
CAの仕事で最も大変な業務の1つが手荷物収納。基本的にはお客様ご自身で収納してくださいますが、近くの収納棚が空いていない場合や背の低い女性などの場合、CAが収納することも多くあります。その際にスッと席を立ち「手伝いますよ」と手を差し伸べてくださるジェントルマンが時々いらっしゃるのですが、CAにとってはまさに神のような存在。きっとそのお客様が思っている以上に、CAは大きな感謝の気持ちを抱いているはずです
3.依頼の仕方が丁寧
ボーディング中は、お客様からの頼まれ物がとても多い時間です。「日経(新聞)と毛布」、「枕2個」など単語のみで依頼するお客様も多いなか、「○○いただけますか?」と丁寧な依頼の仕方をしてくださる方は、印象に残ります。
さらに、「後ででいいので、○○ください」などこちらを気遣う言葉が添えられている場合は、すぐにでもお持ちしたくなってしまいます。以前、少しやんちゃな印象がある某アイドルユニットの男性が搭乗された際にこのような言葉遣いをされていて、しっかりした方なんだなと印象が変わったことがあります。言葉遣いで人の印象は変わるものですが、依頼をするときはさらにその効果が大きいように感じます。
4.読み終わった新聞や雑誌はすぐに返す
朝の便では特に、人気の新聞や雑誌は出払ってしまい、順番待ちになってしまうこともあります。
読み終わった後にシートポケットに入ったままになっているケースもよくあるのですが、読み終わったのかまだ途中なのか分からないので、声をかけるタイミングが難しいというのがCAの本音です。
そんな中、「読み終わりました」と返してくださるお客様は、CAや他のお客様への配慮が感じられスマートに映ります。
5.周囲の人にも心遣いを忘れない
機内で快適に過ごすには、周囲のお客様と良い関係を築くことも大切です。率先して話しかける必要はありませんが、隣に座るときや座席の背を倒す際に「失礼します」と一声かけるだけでも、印象がぐんと良くなり、トラブルを未然に防ぐことにも繋がります。
以前、お客様が座席周りに落とし物をされてしまった際に、隣の席に座っていた男性が一緒に探してくださっていたことがありました。
周囲の人へのマナーや心遣いを忘れないお客様は、CAの目にもやはり素敵に映ります。
6.食事のあとがきれい
食事のシーンで育ちがでるとよく言われますが、CAが一目置いてしまうのが、食事の後がきれいなお客様。
機内食はトレイの上に食事やドリンク、カトラリー、ナプキン等が所せましと並んでいるので、食べ終わったあとはトレイの上が散乱してしまいやすいですよね。そんな中、食後もトレイの上が整然としている方を見ると、心の中で思わず「すごい!」と言ってしまいます。
そのような方は総じて座席の周りもすっきり整っていることが多いもの。「きっと頭の中も整然としていて仕事もできる人なんだろうな」と想像してしまいます。
7.必要のないものは受け取らない
機内では食事もアルコール類も無料で提供していますが、自分に必要な分だけ頼み、「デザートはキャンセルで」など必要ないものは最初から断られるお客様には、計画性と自己管理力を感じます。
サービスする側としてはぜひ召し上がっていただきたいと思うのですが、ファーストクラスのお客様で「今日は寝たいから食事はキャンセルしてください」というお客様もいます。
自分に必要なものを把握していて、それ以上のものは受け取らないという姿勢は、自分自身もモノも大切にしていることの表れでしょう。
8.食事がご希望に添えなかったときの対応
CAが毎回のフライトで最も気が重いことの1つが、お食事のチョイスが上手くいくかどうか。近年では機内食のバッファが少なくなったこともあり、残念ながらお客様のご希望に添えないこともあります。
CAとしてもせっかくお乗りいただいたのだから、ご希望のものを召し上がっていただきたいという思いでサービスしているので、ご希望のチョイスがなくなってしまいお断りするときには、とても心苦しい思いになります。
そんな時に「それならこっちでもいいですよ!」と快く受け入れてくれるお客様の寛容さには、本当に尊敬の念を抱きます。中には、「行きも和食だったから帰りは洋食を狙ってたのに残念だな~」など本音を冗談っぽく伝えてくださる方もいるのですが、それさえもとても有難く思います。
ちなみに、食事がご希望に添えなかったときは、CAはその後のフライトの中で何かできることはないかと思いを巡らせながらサービスにあたります。
9.CAがミスをしたときの対応
ファーストクラスを担当するなかで感じたことが、こちらのミスをミスと思わせないような気遣いが上手な方がとても多いということ。
私が初めてファーストクラスを担当した時、誤ってシャンパンをワイングラスで提供してしまったことがありました。いつもより多めに提供してしまったため、酔いが回りお客様はお食事の途中で眠ってしまわれました。
お目覚めになった後、チーフと共に謝罪に行ったところ、「あ、どおりでいつもよりいっぱい入れてくれたなと思ったんだよ。おかげでいつもは睡眠導入剤を飲まないと眠れないんだけど、今日はぐっすり眠れたよ。ありがとう」と笑って言ってくださったのです。ミスをした人の気を軽くしてくれるような機転の利いた返しが自然にできる方からは、徳の高さを感じ、フライトから何年も経った今でも鮮明に覚えています。10.降りたあとがきれい立つ鳥跡を濁さずという言葉の通り、飛行機を降りる際に使用した毛布がキレイにたたまれていたり、ゴミがまとめられたりしていると、「さすがだな」と感じ、「この席どのお客様が座っていたっけ?」と思い返していまいます。━━いかがでしょうか。「こんなこと、いつもやってるよ」という方は、飛行機マナーの達人レベル。CAから一目置かれるだけでなく、ご自身も周囲のお客様も快適に過ごすための達人マナー、ぜひ次の出張、ご旅行の際に意識されてみてください。 清水裕美子◎日本航空(JAL)の客室乗務員として国際線ビジネスクラス、ファーストクラスなど中心に約5年乗務する。All Aboutビューティー担当ガイド。
~ 世界的経済誌『Forbes』のインターネット記事でした~