髪見!十人十色

市川の理容室の店主が綴る日記です
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コロナの感染者数

2021年02月19日 | 徒然草
最近、東京都におけるコロナ感染者数が下げ止まった感があるように思えます。

ここ2日、先週の同じ曜日より、少しだけ増えています。

ここが限界のような気がしないでもないような…

減るに越したことはありません。

一日も早く、二桁代になって欲しいとの思いはあります。

しかしながら、ここが限界なのかも知れない…とも思ったりします。

僕は通勤に電車を使う事はないので、お客様との会話の中での判断になりますが、一回目の緊急事態宣言の時に、ガラガラになった電車が、今回はそのような減り方はしていないそうです。

僕が推測するに、前回の緊急事態宣言で、テレワーク等を試した企業の中で、続けていけると判断したところは、そのまま続けているのだと思いますが、効率が悪い等の理由で、テレワークがマイナスになっているところは、通常業務にしているのだと思います。

もちろん、それが悪い事とは思いません。

会社は利益を追求する集団です。

ですが、その前に、社員の生活を守るといった使命を持っています。

つまり、テレワークを続けると、社員の生活を守る事が出来なくなるとの判断から、通常業務にしているのだと思います。

国や自治体のトップは「もう一踏ん張り」とおっしゃいますが、それが出来る企業はとっくに従っているのだと思います。

トップの発言として、「ここが限界でしょう… これ以上は無理ですね…」とは口が裂けても言えないでしょうが、実態をしっかりと把握して欲しいと思います。

ただ、我慢を続けている人間から見ると、「予算で給料がしっかりともらえる人たちに言われてもねぇ…」「補償が無いんじゃねぇ…」と思われても致し方無いような気もします。

補助も受けられず、収入は減り、回復の兆しも見られない…

そのような方々はきっと、娯楽費を削り、食費を削り、光熱費に気を遣い…

そうやって、日々をなんとか乗り切ろうとしている…

それでもまだ、我慢を続けろと言い切る無責任な発言

「いっそ死ねとおっしゃって…」

金色夜叉、寛一・お宮「熱海の松」が思い浮かんじゃいますよね…

って、冗談では済まされない話なんですけどね…

東京都の発表で、「65歳以上の高齢者の感染が止まらない」というのがありますが、その感染経路として、「家庭内感染」が挙げられています。

本当に「家庭内感染」だけなんでしょうか?

「外で大騒ぎした若者が、家庭内に持ち込んでいる」みたいに言われますが、本当にそうなんでしょうか?

また、介護施設でのクラスターがあるとも聞きます。

若い介護士さんからの感染とでも言いたいのでしょうか?

彼らも、高齢者を支えるために、必死になってお世話してくれて(働いて)いるのではないでしょうか?

不確定要素が多すぎる感染経路を、推測や憶測で発表しないで欲しい。

疲弊しきった経済を救ってくれているのは、間違いなく「働く世代」です。

その人たちを、確証もなく悪者扱いするのはどうなんでしょう?

多くの人が、限界を超えて尚、必死に戦っています。

その現実を、トップに立つ人達には、今以上に判っていただきたく、その点を踏まえた上での発言をお願いしたいと思います。

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