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国際放射線防護委員会 ICRP 勧告

2011-04-06 | 社会
国際放射線防護委員会 ICRP のホームページで放射線に関する勧告を見る事ができます。

政府、マスコミ報道は当初50mSvや100mSvでした。
妊娠可能な女子を除く放射線業務従事者の数値を都合良く一般公衆にあてはめていたようです。

国際放射線防護委員会 ICRP の勧告では一般人は年間1mSvを限度としており、業務に携わっている人に限っては緩和処置が設けられています。
しかし3月31日、福島原発の長期化を鑑み日本の現状を緊急時として20mSvに緩和しました。
(日本政府の苦境を考慮した苦肉の策の可能性があります。)
放射線の線量限度には、自然放射線被曝と自己の診療に関わる医療被曝は含まれません。

一般公衆
1mSv 一般公衆が1年間にさらされてよい放射線の限度。

放射線業務従事者
1mSv 妊娠を知ったときから出産までにさらされてよい放射線の限度。
2mSv 妊娠を知ったときから出産までにさらされてよい腹部の放射線の限度。
5mSv 妊娠可能な女子が法定の3か月間にさらされてよい放射線の限度。
50mSv 1年間にさらされてよい放射線の限度。(妊娠可能な女子を除く)
100mSv 法定の5年間にさらされてよい放射線の限度。(妊娠可能な女子を除く)
数年にわたり継続される場合は年間20mSv平均と厳しくなる。

発電所構内
0.05mSv 原子力発電所の事業所境界での1年間の線量。
自然環境
2.4mSv 一年間に自然環境から人が受ける放射線の世界平均。
医療
0.3mSv 胸部X線撮影。
4mSv 胃のX線撮影。
7~20mSv X線CTによる撮像。
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