修理から戻った
Krell KSA-100 パワーアンプ。
久しぶりに聴くと、やっぱクレルは音のくもりを
最小限にとどめつつJBL4343の38センチウー
ハーの力を発揮させてくれる。
低音域の量感 を豊
かにし、ライブ的な音に近づけてくれる。
次から次へと様々な時代の様々なジャンルを聴き
続けるのですがグレートフル・デッドで引っかか
ってしまった。
どうしようもなく気持ちいいい
Grateful Dead
【非西欧圏音楽がメイン、時々ロック】
ロックでは、
The Band が最愛、
Allman Brothers Bandの
Mountain Jam に陶酔、
だったのですがここ10年は
Grateful Dead の
ライブ音源がダントツの愛聴盤。
勿論黒いグルーブが一番好き、そしてThe Band
の知的な黒っぽいグルーブ。デッドは白いグルー
ブ、だけど、陶酔してしまう。
【デッドが運び込んでいたスピーカーユニット群】
【ライブ音源を独自に管理、保管】
デッドはライブ中心、ヒットチャートとは無縁。
でも世界中に熱狂的ファンがいるんです。
ライブ中心だからライブ音源を独自の音響スタッ
フによってしっかり管理保管してました。それが
近年続々とCD 化され数百枚は出てるでしょう。
前代未聞です。アルバム名でなく何年何月何日の
どこの会場と、ステージ単位で聞くんです。
50年前のライブ音源が遜色なく楽しめるって、
科学技術は本当にありがたい。
【デッドに関する新知識】
最新のStereoSoundというオーディオ雑誌にな
んとグレートフルデッドの記事が。今時、それも
ステサンに。執筆者は趣味の合う音楽評論家、高
橋健太郎でした。なんかすごく嬉しい。
アンプをとりに行ったショップでだからちゃんと
読んではいないのですが、ライブで有名なデッド
だけれど、スタジオ録音盤も凝ってるよ、いいよ
と。 さらにウェブで新知識。
【現在のライブPAシステムの根幹】
デッドは60年代ヒッピーカルチャー時代からの
バンド。ライブ中心だからステージでの音響シス
テムへのこだわりもすごかった。そのこだわりが
後のPAシステムにつながっていったそうです。
【デッドのステージ音響システム】
JBL製スピーカーユニット600台
エレクトロボイス製のツイーターユニット50台
を幅30m、高さ10mに積み上げ
マッキントッシュ製アンプ50台
で駆動するものだったそうです。
【JBLとMacintosh】
70年代ほとんどの録音スタジオのモニタースピ
ーカーはJBL。デッドのステージもJBL、アンプ
はマッキンだったんだ。70年代のマッキントッ
シュ製アンプが欲しくなりました。
【Eyes Of The World】73年、中期の名曲
Winterland, October 19, 1974
Winterland, November 9, 1973
Winterland, November 11, 1973
Oklahoma City, October 19, 1973
74年ウィンターランドの Eyes Of The World
がお気に入り。ベースが特にいい。
2本のギターとベースの絡みが醍醐味、時折でし
ゃばるドラムス。ベースがしっかり聞こえないと、
素晴らしさが台無しになるんですねえ。爆音必須。
Eyes of the World (Winterland, Oct. 19, 1974)
イヤホンの場合耳に押し込み抑え込んで聴くべし。
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(Boston Music Hall, November 30, 1973)
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(Roosevelt Stadium August-6-1974)
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これも凄くいい。CD を探し出すのが大変なんだ。
手がかりは Roosevelt Stadium 1974年