統一教会と自民党右派に思う。

霊感商法よりも、反日的教義に驚きでした。その
教義を知りつつ手を結んできた自民党右派には憤
ります。国粋主義の右派なのに自分が一番大事。

太平洋戦争末期カンボジアあたりで兵隊に死守さ
せ、全滅させながら自分は日本から呼んだ芸者遊
びという陸軍将校達を思い起こします。



北海道大学大学院の櫻井義秀教授（宗教社会学）
によると　(ABEMA TIMESより抜粋)

　「（中略）旧約聖書にアダムとエバが禁断の木
の実を食べたという話が出てくるが、エバが先に
食べ、そしてアダムに渡したとされている。これ
が旧統一教会の教義では、アダム=韓国で、エバ
=日本だということになっている。つまり“エバ
国”である日本の支部が資金調達をし、“アダム
国”である韓国の本部に捧げる。（中略）
　人事においても日本は韓国の支配を仰ぐという
従属関係が教義として定められているし、ここに
は女性の方が一段低いというジェンダー差別の問
題もある。（中略）」

　「日本の植民地支配に対するある種の“恨み”
がベースにある、“韓国が第一”という韓国ナシ
ョナリズムである旧統一教会の教義と、自民党の
保守的な政治家たちの考える、神道や日本文化を
中心とした日本ナショナリズムの思想とは根本的
に相容れないはずで、互いの立場をはっきりさせ
れば、対決せざるを得ないぐらいの関係だ。それ
でも互いに保守的で反共産主義であることお互い
に利用しあえるということで野合していたという
のが実態だ。（中略）
　自民党の政治家と関係を結んできた背景にある
“反共産主義”は無くなったけれども、岸さん以
来のラインはあったということだろう。だから私
は安倍元総理が旧統一教会に対して個人的に強い
コミットメントをしていたとは思わない。ただ、
他の自民党の政治家の中には、旧統一教会から私
設秘書を無償で派遣してもらったり、選挙期間中
にスタッフを派遣してもらったりしていた人はい
る。その意味では、“便利に使える団体”という
ふうに思っていたところもあるかもしれない」