増税後の日銀総裁会見なので発言内容を気にしてたのですが、驚きました。私が無知なだけでいつもの事なのかしら？？為替動向や株式動向にまで
言及するんですね。
記者からの金融市場の動向についての質問に応えて、
トレンドとしては株高の方向が全く変わったとか、そう言うことは感じてい
ません。
為替が円高になっていかなければならないという理由はあまりないと思いま
す。 （日銀ホームページから、抜粋）
と、なかなかに声のトーンも強めて回答してました。
大筋内容は報道にもある通りデフレ脱却に自身有り、日本経済に強気ですが「中央銀行の域を超えた、政府とか、あるいは民間企業の努力」にも言
及するんですね。
記者からの潜在成長率についての質問に応えて、
このところ労働需給がかなり引き締まり傾向にあり、賃金の上昇圧力が着実
に高まっており、企業収益も改善しているということで、好循環は作用して
いると思います。
ただ、中長期的な成長力を高めていくという観点からは、どうしても3 つの
ことが重要だと思います。まず、第 1 が、企業における前向きな投資を促す
ということであり、第 2 には、女性や高齢者などの労働参加を高めることや
高度な外国人材を活用することを通じて、労働の供給力を高めていくという
ことです。そして第 3 には、規制あるいは制度改革を通じて、生産性自体を
向上させていくということで、これらの 3 つの取り組みが非常に重要であろ
うと思っています。（日銀ホームページから、抜粋）
３月に１４０００円を切るかどうかに注目と予測してたのですが４月中旬、５月初旬、そして記者会見当日には３回目の１４０００円割れトライで
した。為替も２月初旬以来の１００円台突入でした。
会見後は急反発。さあ、危機は脱出？？先物夜間は１月からの下げのトレン
ドラインを今朝、上にブレイクしましたよ。米ナスダックも急落パターンを
回避するかのような動きになってきました。危機は脱出？？
でもね、欧米は２００９年から順調に上昇し続けてるし、そろそろかもよん。
日本転換かもという期待もあって、世界を見渡してみたら、日本がバブル崩壊以降日経平均指数が１/４～１/３で喘いでる間にアジア諸国は当たり
前としても、欧米諸国の株価指数も、５、６年上がっては急落してを３回く
りかえしつつ、５倍ぐらいになってるんですよね。経済成長においてもまっ
たくのガラパゴスです。そんな国は日本以外では政情不安定な数カ国ですね。
リーマンショック前までは世界の頂点の一員の意識がまだまだ国全体にあったんじゃないでしょうか。なかなか、もとに戻らないなあって、のんき。
スローライフがいいよなんて、のんき。ヒルズ族は怪しい、拝金主義の輩み
たいな。先進国から滑り落ちてるっつうのに。本気でやばいと感じだしたの
はリーマン以降、いや、原発事故以降かもです。現在、世界競争力で日本は
２１位。えっ、日本以下の国って中南米、アフリカ諸国ぐらいなんじゃない。
明治維新の時のような世界に学ぶという謙虚な姿勢に戻らないといけないんじゃないかなと思います。それぐらい立ち後れたと思うところから始ま
るんじゃないでしょうか。卑屈になる必要はなくてね。なのに、まだまだ、
メディアの雰囲気としては特別な国だから、優秀な民族だから、伝統を大事
にしなきゃって、変な国粋主義で、うぬぼれで世界に背を向けているような
？傲慢なような？に感じるんですね。
