こういう「出たとこ勝負の運任せ」でいいのか ～バーレーン前日～

朝刊を開くと、隆之のワントップ、その後ろに俊輔、中田というシステムでやると書いてある。３－４－２－１というのか。
隆之、修輔、中田の３トップとみれば３－４－３といったほうがいいのか。ジーコに、どうやってバーレーンから得点するプランなのか、聞いてみたいものだ。
しかしこういうのでやりたいなら、キリンカップで試しておくべきではないのか。中田を招集しても、戦力外なのだからフィオレンティーノがクレームをつけるわけもなかったのだし。修輔は無理だったろうが。
これほど中田を使いたいというのはまったく理解できないが、使うのなら、最低限すべきことがある。
こういう非常に重要な局面をむかえての、本番での出たとこ勝負というやり方は、まったく承服できないところだ。
博打じゃないだろう。もっと地道に、緻密にプランをたてて、臨むべきだろう。
２、３日練習でやって、いきなり試す。
いったい、今までやってきたことは何だったのだ！　
こういうことでいいのか。
やってみなければわからない、出たとこ勝負の運任せ、で。

大黒、玉田を使ってもバーレーンから得点できないと考えているのだろう。ターゲットが必要と考えて、隆之を入れるのだろう。
しかしメンバーを決めるだけでは駄目だ。隆之はどう動くのか、はっきり決めておかないと。それから中田と修輔と３人の関係は、どうするのか。
そして、狙い通り（狙いがあればの話しだが）、そのときはどうかえるのか、いつに時点で。
また、早めに失点してしまったときは、どうする。
あるいは、最初からバーレーンが攻撃的にきた場合は。
あらゆるケースを想定し、その際の対応プランも、きちんとたてて控えの選手も含めて、意思統一しておいてもらわないと困る。
しかし、大黒、玉田、満夫らに不満だろう。こういうやり方が、全体のムードを盛り下げているのは、間違いない。
しかし勝たねばならない。
絶対に。
ジーコが結果を出すことを祈る。