先日、私は『野川散策絵巻』を片手に、実際に野川沿いを歩いてみました。長年住んでいる東京ですが、こんなにも趣のある場所が身近にあることを改めて実感しました。
野川とは?
野川は東京都を流れる多摩川の支流で、湧水を源流とする自然豊かな川です。特に春には満開の桜が咲き誇り、多くの人々が訪れるスポットでもあります。しかし、単なる「美しい川」ではなく、歴史的な背景や文化が息づいていることを『野川散策絵巻』を通じて知ることができました。
『野川散策絵巻』とは?
『野川散策絵巻』は、野川沿いの名所や歴史を紹介する一冊。著者の視点から、川の流れに沿ったスポットが詳細に描かれています。風情あるイラストや写真も豊富で、まるで江戸時代から現代までの野川を旅するかのような気分になれるのが魅力です。
実際に歩いてみた!
私は絵巻を参考に、武蔵野市から調布市にかけてのルートを歩きました。
最初に訪れたのは「武蔵野の森公園」。ここは広々とした芝生と、飛行機の離発着が見られるスポットとしても有名です。『野川散策絵巻』によると、かつてこのあたりは農地が広がっていたとのこと。時代とともに変わる風景を想像しながら歩くと、ただの公園散策とは違った趣を感じました。
次に向かったのは「深大寺」。野川沿いの静かな道を進むと、突然タイムスリップしたかのような風情ある門構えが現れます。お蕎麦を食べながら、絵巻に描かれていた歴史に思いを馳せるのも一興。
その後、国分寺崖線を通るルートへ。ここでは野川の源流に近づき、湧水が豊富なことを実感しました。小さな水の流れが大きな川へと変わっていく様子を、実際に見ることで、地形と水の関係がより身近に感じられます。
まとめ
『野川散策絵巻』は、ただのガイドブックではなく、野川の持つ歴史や文化を深く知ることができる素晴らしい一冊でした。もし、都内でちょっとした散策を楽しみたい方や、歴史ある風景を歩いて感じたい方にはぜひおすすめしたい本です。
次の休日に、あなたもこの本を片手に野川を歩いてみませんか?