羽鳥音のテキトーな航海

艦これ他アニメイベントへの参加、登山、キャンプ等を趣味に持つ羽鳥音のテキトーなやつ。

商い中…

2009-11-06 23:45:45 | インポート
遠い昔…10年以上まえのこと…


家族で何処か出かけたときの話。

どこへ行ったか全く記憶に残っていないが、その帰り道に、とある店に寄ったことはよく覚えている。


とある店というのは『ステーキ屋』だ。

そのステーキ屋に寄って、肉を食べたことだけはよく覚えている。



その場所を通るたび、思い出す。

今も仕事に行くときに通るから、その時の記憶が一瞬脳裏に浮かぶ。


しかし、そのステーキ屋は立地条件が良くない。


場所が悪いのだ。



仕事の帰りも同じ道を通るのだが、お客は入っていない。



そしてつい最近…


















そのステーキ屋は潰れてしまった。

残されたのは外形だけ。

看板も全て取り外されてしまった。



思えば10年前も、あまり客は入っていなかった。


よくもったな、とストレートな感想。



立地条件…これはお店にとっては本当に大事だということを感じた。



















…が!


そんな立地条件の悪い、元・ステーキ屋が改装され、なんと喫茶店が開店しやがった。



なんと無謀な…


こんな立地条件の悪い場所にわざわざコーヒー飲みにくるやつがいるのか?



記念すべきオープンの日…


朝は自分が早い時間にその場所を通過するのでまだ開店はしていない。


帰り…

まあ、喫茶店ということで、夜は客は…と思ってたら…















車2台停まってた。

確実に2人以上の客がいることが分かった。


これはすごい。

ただの喫茶店に、夜に客がいるなんて…


















しかし…

次の日は客いなかった。


まあ夜だし…




と、思ってました。








するとある日、その店に新たな看板が出来ました。



その看板に書かれてたこと…






















『やってます』




……

………



間違いなく客入っていないな…


てか、客が入らない理由が、『やってるかやってないか分からないから』みたいな感じじゃね?



違うから!立地条件だから!



今、その場所を通るたび、昔ステーキを食べた記憶よりも、『やってます』で笑ってしまう自分です。