昨日の朝日新聞be on Saturdayのうたの旅人に亡命歌手が西で広めた「悲しき天使」が紹介されていた。メリー・ホプキンがビートルズのアップルから1968年に発売し、全米ヒットチャート1位となった曲だ。英語圏の題名は「THOSE WERE THE DAYS」で、日本でも「悲しき天使」でヒットしている。原題はソ連時代の歌謡曲で、「長い道を」。ボリス・フォミンが20年代に作曲。アレクサンドル・ベルチンスキー(1889~1957)が歌っていたとの事。
1968年と言えば、中学生の頃だ。当時の私は姉の影響で、日本の音楽より、欧米の歌を主に聴いていた。懐かしく思い、YouTubeでこの曲を探して聴いた。何と言っていいかわからない懐かしさと寂しさがこみ上げてきた。当時に時間が引き戻された様な錯覚を覚える。夏に帰った鹿児島の田舎の風景と共に・・・。
ふと、このYouTubeの画面の右を見ると、この「悲しき天使」と同じ時期か同じ様な曲名等が勝手に紹介されていた。この横の紹介されていた画像付きの曲を見た事から、連続して、懐かしい曲を片っ端から、聴いた。YouTubeが勝手に紹介?してくれているだけなのだが、これがなかなか鋭いのか私の思考(嗜好)が単純なのか?既に自分では思いだせない曲が次々に紹介されていく。ウーンこんな曲を次々に聴いていたら、いくら時間があっても足りない。
と思いながら
- 「悲しき天使」メリー・ホプキン
を手始めに
- 「悲しき鉄道員」ショッキング・ブルー
- 「輝く星座」フィフス・ディメンション
- 「喜びの世界」スリー・ドッグ・ナイト
- 「イエローリバー」クリスティ
- 「青春に乾杯」ミッシェル・デルペッシュ
- 「涙にくちづけ」レターメン
- 「ミスターマンデー」オリジナル・キャスト
- 「マイ・スウィート・ロード」ジョージ・ハリスン
- 「カリフォルニアの青い空」アルバート・ハモンド
- カスケーズ「悲しき雨音」
- 「花のサンフランシスコ」スコット・マッケンジー
そして、
- 「アイドルを探せ」「あなたのとりこ」「悲しみの兵士」シルビィ・バルタン
- 「夢見るフランス人形」「天使のためいき」フランス・ギャル
- 「天使のらくがき」「恋のささやき」「ピノキオ」「カトリーヌ」「私はシャンソン」ダニエル・ビダル
までたどり着いた。流石にフランス・ギャルやダニエル・ビダルまで聴くと、懐かしいどころではない。しかし懐かしい。
歳を取ると、昔への回帰が強くなるらしいが、事この音楽に関しては特に強い様だ。この頃のレコードがあるはずなのだが、家の中に埋もれてしまい、未だに見つけだせていない。その内この時代のレコードをデジタル化しておきたいのだが・・・。
しかし、便利な時代になった物だ。私が思いだせない曲を、YouTubeは勝手に紹介してくれるのだから。
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