年末調整に引き続き『翌年扶養控除申告書』、『住民税納付地変更申告書』の提出依頼が来た。毎年思う事だが、これらの書類に押すハンコはシャチハタ印は不可となっている。所が外国人はサイン可だ。なぜ???どうして???
今では社内外の仕事では、契約書でもない限り、シャチハタ印と同じハンコを使用しており、これで済んでいる。役所に出す書類で、今までの慣行から、会社としてこうしているのだろうが、モット簡易に処理して欲しい物だ。そうハンコは常備していても朱肉は常備していないからだ。安物のハンコケースの朱肉では、すぐ押されなくなってしまう。
しかし役所の規定にはシャチハタは駄目とは明確に規定はされていないようだが、問題はどうもシャチハタ印のインクが問題なようだ。要はシャチハタ印のインクでは保管した場合に変化してしまうのがその理由の様だ。とは言っても不便で仕方がない。マアー一年に数回の為、我慢しよう。今では郵便でもシャチハタで済んでしまうが。
さて、このハンコの話で思い出した事がある。東京単身赴任時代の私の部下の、女性新入社員の話だ。休暇届けや、経費精算などの申請書類に押されたハンコが異常に大きかった。よく見ると(よく見なくとも)何と実印を押していた。本人曰くお婆ちゃん(おじいちゃん?)に貰ったそうで、ハンコはこれ以外に持っていないとの事。エーなんで???そう彼女は米国の大学を卒業していた。日本のハンコ文化では信じられないが、と言うかハンコが無ければ生活ができない。銀行の口座開設にしても必要だと言うとなんとシティバングの口座を持っていた。確かに欧米ならサイン文化の為三文判も必要なかったのだろう。従って実印の持つ意味も知らなかった事になる。別に間違いではないが(本当は間違っている)、すぐ三文判を買わせたが。なんともダイナミックな性格だった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます