鹿児島へ帰って来た。翌日、改めて田舎の家の周りを見渡してすごい田舎だと感心する。今更ながらだが。家の後ろは山で、家の直ぐ下は竹林、昔は広大な畑だった。家の正面も、のどかな田んぼだった。今も田んぼはあるが・・・。家の前の通りには、車が一日数台通ればと思っていたが、予想外に多かった。
田舎の家の前の通りから、となりのまでは一軒も家はない。昔は約4キロの山道だった。もちろん街頭等は一切ない。夜道を歩くのは、なかなか度胸がいったと思う。本当の山の中だ。もちろん、電気は来ているが、都市ガスや水道はない。従って水はタダだ。井戸水を使っているからだが。野菜等も自給自足しようと思えばできるし、実際私が小さい頃はそうだった。家の前の野菜畑で大半は季節に応じた野菜が取れた。草取りや庭の整理が必要だったが。
ある意味、この様な環境で生活してみると、今の都市の生活が変わるかも知れない。私の生活自身も変わるかも知れない。SAD等と言う病気にはならない事は確かだ。しかし、私の場合は無理だろう。この田舎の生活は耐えられそうにない。そう人や社会と関係して活きている実感がまだ必要だ。
ちょうど家の前の通り。両側のそうだが、家がほとんどない。山か、畑、田んぼしかない。 | ||
本当に、近くに家がない。これも最近できた道路と言う事もあるが、昔はこれが山と思ってもらった方が良いだろう。山を切り開いて、且つ家の前の土地も無料で提供してできた道路だ。 右は、分別回収のゴミ箱が設置されていた。 |
お金を稼ぐ為に社会とのつながりが必要な訳ではない。それより、活きる為の技能と言うか、手に職と言うか、こう言う環境でも生きていける術と言うか?そんな人生を卓説した物が欲しい。そうこの環境でも活きていける心が欲しいのかも知れない。
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