先日、私の部下でもあるが、大先輩と話していたら、先輩曰く「世界の食料需要は、経済不況となっても変わらない。その中で日本の果物が、ドバイで初輸出されたようだ」と雑談をしていた。その果物とはなんだったかと言う話になったが、「確かスイカ?」で終わっていた。私は別の情報で確か、日本の果物の中ではりんごが昨年かなり輸出が伸びた記事を見かけていたのだが・・・。
週間大阪日日新聞6/20号を見ていたら、15面にタイミングよく、その記事が掲載されていた。[世界に輝け ドバイの太陽 鳥取スイカ 今年も輸出」と掲載されていた。概要だけ掲載するが、実は意外と言えば意外だが、日本のスイカがUAE(アラブ首長国連邦)へ輸出されると言うなんとも言えない意外性がこれまた面白い。
記事の概要(冒頭)を掲載すると
「鳥取県のスイカが、今年もアラブ首長国連邦(UAE)のドバイに輸出される。昨年初めて試験的に輸出したが、現地では破格の高値で販売されたほか王室にも献上され、味わったことのない味覚に賞賛の声が相次ぐなど、各方面で大きな反響を呼んだ。出荷シーズンを迎えた主産地の倉吉市、北栄町の生産者たちは、鳥取から世界へと飛躍するスイカに再び熱い期待を寄せている。JA鳥取中央はドバイへの輸出に向けて愛称を一般募集し、「ドバイの太陽」と決定。太陽のごとく、「鳥取スイカ」が輝きを放つ。」
と言う事で、なかなか意外というかイスラムの世界に日本のスイカが輸出されると言う事は、嬉しく思うし、これから多くの日本の食材が世界中に輸出される事を望みたい。最も日本の食糧自給率を上げて欲しいが・・・。
日本国内での生産ではもはや新たな手を打たなければ、農業は成り立たない。しかし一方で日本の食に対する基準は世界一厳しい。従って世界中の先進国や発展途上国も求めることになるのだろうが、輸出する前に、日本国内での供給率を上げる構造改革を是非とも新しい世代が引き継ぎ、植物工場になるか分からないが、農業を工業と同じようにして貰いたい物である。
日本の、ハウス栽培や植物工場の技術は、世界でも進んでいると考えているが、政治家と官僚の施策が全くなっていないのが問題だと思うのだが・・・。
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