当社の定年退職後の再雇用における収入の状況を掲載した。そして定年後、金銭的には恵まれているが、する事がない方の話を掲載した。そして再度、再雇用制度を考えてみる。親会社の場合だが、60歳以上現在約500人(再雇用率90%以上)の方がいる。そして、65歳以上の方も約150人だそうだ。親会社の人数は約6,600人。従って全社員の7.6%が再雇用の方となる。この再雇用の方の意味づけを考えると、これはある意味強力だ。新入社員の給料よりはるかに安い給料で、40年近くのノウハウを持った方を雇用する事ができるからだ。新入社員がかなうわけがない。しかも場合によっては、働く必要がない方が、する事がない為に、再雇用されている。もちろん人生経験豊富なので、いくらでも仕事もする事が可能だ。もちろん残業などは別だが。
そう、何が言いたいかと言うと、若者の就職・雇用の機会を奪っていると言う事を言いたいのだが・・・。教育も不用・支払う給料は場合によっては新入社員の半分。 若者との競争がなり立つわけがない。円高で海外へ雇用が流れている中で、ますます国内雇用が心配だ。大学を出ても就職ができない若者が増えている現在を考えると、非常に今は心配だ。今はと言ったのは、将来的には日本の労働人口が減るので、再雇用が必須となると思うからだが・・・。
老後の資金に余裕がある方は、する事がない等言わずにさっさと後輩に席を譲るべきだと思う。何時までも年寄りが上にいると、若い方も育たない。我々の時代は上がどんどんリタイアして自分たちが責任を持ち、部下を指導してきた。いつまでも年寄りがいるのはやはり、組織が活性化しないと思う。
と考えるのは私だけだろうか?いつまでも会社にいて後輩に小言等言うのもミットもない気もするのだが・・・。それにしても、する事がないのはやはり問題なのだろう・・・。
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