新会社設立で、一緒に仕事をした、若い後輩の女性が、めでたく寿退職の為、休職している（有休消化）。問題はその引継ぎであるが、やはりできてはいなかった。これは仕方がないと思うが、彼女の一部を引き継いだこれまた庶務の女性からヘルプが入る。
会社に復帰後、多くの混乱を見ては来ているが、流石にこれには驚いた。私の場合は可愛いものである。自分で何とかできたのだから・・・。
さて、今回のヘルプは重要で、売上げ見込みをその庶務の方が作成する事になった様である。但し、その女性は今まで１０年以上も当社にいたが、その様な仕事をして来ていない為、パニックとなっている。今週から、したくもない残業を夜遅くまでしているが、なかなかうまく出来ないとの事。
よくよく聞いて見ると、要求をした方が悪いのだと私は思うが・・・。最もシステム的な構築がされていなかった事も大きいが？？？
昨日の当グループミーティングで、参考で紹介したが、現場の事はやはり理解されていないし、上司の意見は正論で正しい。
作業分担の問題である事になるのだが、事はそう簡単ではない。縄張り争いの問題ではなく、出来る事を出来る人がやるべきに尽きると思い、本来は直接私の仕事では無いし、その庶務の方に依頼している営業企画の方で処理すべきとの事ではあるが、それではその庶務の方も大変なのと、結果効率化にもならない為（当グループにその付けが回ってくる）、その女性のフォローに回る事にした。
一般の会社でもよくある話であるが、毎月毎に、機種別毎（グループ毎）や場合によっては、販売地域毎に、販売台数、売上げと粗利等をまとめて、定型の表にして提出すると言う物である。
販社から来るエクセルデータ（ばらばらのフォーマットだが・・・）から、４つの条件検索で上記の合計を計算しないとならないと、殆ど泣きそうな中で、取り合えず、アドバイスできたのは、退職予定の前任者が残した方法、つまりオートフィルターで絞り込んで、合計を計算し、これを繰る返す力作業でとりあえず切り抜けてもらう事にした。
処理方法は、いくつかすぐ考えた。いずれにしても短時間で処理しなければならないらしく、手作業でやるしかないので以下の方法がすぐ思いついた。
- オートフィルターで条件を設定し、SUBTOTALで合計を求める -> 今回は結局これの手作業をやってもらう事にした・・・。
- 条件でソートして、サブトータルを計算する -> 条件式が３つまでしか設定出来ない為頓挫（Ofiice2000の制限か、オプションがあるのかも知れない）
- ピボットテーブルを使う -> これもデータが多いため、不向きと判断した。
- 条件付集計 -> 一番可能性があったが、これもなぜかうまく行かず。
- データベース関数SUBPRODUCTを使用してみるが、なぜかうまく行かなかった（＃VALEU！と全てなってしまう)。時間がない為、これは後で調査する事にした。
- 同様にデータベース関数DSUMを使用したが、最初は＃VALUE！エラーとなりうまくいかなかったが、簡単な表から検証し、とりあえずこのDSUM関数での処理では、何とかなるところまで、漕ぎ着けた。後もう少しかなと考えており、チョットしたテストをまたやろうと考えている。
要は、DSUM関数で試した事は
- 条件式の中で、文字列の場合にNULLや＃VALUE！等があっても問題ないか？（問題ない：実はこれが一番問題となる為これの確認ができただけでも大きい）
- 一つも条件に合致しない場合はどうなるのか？（＃N/Aとなるはずだが、なぜか＃VALUE！の方が発生。従って、この場合は、何らかのエラー処理が必要となる）
- 今回の問題となったのがこれになるが、条件に合致した物で合計の列に＃VALUE！が含まれていたら＃VALUE！となる事である。
と言うような、各関数のヘルプに記載されていそうで、実はその内容が余り分かりやすく紹介されていない。結局簡単なサンプルで試してからでないと責任が取れないから、この辺の状況を確認する必要がある。
と言う事で、とりあえずDSUM関数で、最低限（本人からすると奇跡みたいと言われたが）の処理ができる事は確認したので、もっと便利なSUBPRODUCT関数に付いて、DSUMと同じような条件を調べてみようと思っている。
元のエクセルデータが完全で有ればよいのだが、空白はあるし、ハイフンやエラーがある中で、複数での条件と求める結果に付いてはかなり難しいテクニックがいる。
つまり、やりがいがあり、解析が自分の得意と言うか趣味と言うかは別にして、その彼女の責任にならない為にも確実にする事をめざして、今日もテストをしてみるつもりである。
最悪はエクセルのVBAを使う事になってしまうかも知れないが・・・。）
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