毎週金曜日は、娘がABCテレビのミュージックステーションを見るので、必然的に私も帰宅後、晩飯を食べながら一緒に見る事になる。そして今日のMステーション。ふと思った。今夜のゲストの韓国キム・ヒョンジュンとSKE48。最初にSKE48の歌を初めて聞いた。歌と言うより、ダンスと歌だが。もちろんメンバーの顔や名前など知るはずもない。年末の紅白で見たAKB48。全く同じとしか見えなかった。通の方やファンの方からすると、明らかに違うと言われるかも知れないが・・・。
26の娘に聞いた「SKE48は全くAKB48と同じにしか見えないけど、何か特徴があるの?歌も踊りも同じだけど?」
娘曰く「SKE48はAKB48の姉妹グループだよ。特徴がないのが特徴じゃないの!」
私「???」
しかし、AKB48のこのSKE48も凄いヒットを飛ばしている。何が良くてCDが売れているのかわからないが、売れているのは事実なのだろう。しかし何処が特徴なのだろう?
娘曰く「でも歌っている曲は、なじみやすいよ!」。それは確かにそうかも知れない。同じ人がプロジュースしているのだから。まあー何年か後に振り返った時にどう言う形で残るのだろうか?
さて、韓国のキム・ヒョンジュン。このMステーションで韓国のグループや歌手が出場するのを見ているが、韓国の対日本戦略はある意味徹底している。キム・ヒョンジュンは既に韓国では国民的スターとなっている(ようだ)。しかし、通訳なしで、日本語でタモリと会話していた。今までの歌手やグループもそうだが、必ず一人は日本語が話せるメンバーがいた。しかも日本語の歌詞だ。半分以上英語が入っている曲が多いが・・・。
韓国は、日本だけではなく、対アジア戦略で歌手を売り込む戦略を徹底しているようだ。もちろん中国への展開も同じようだ。
先日のNHKクローズアップ現代「韓国勢台頭テレビ市場日本復活のカギは」を見た。残念ながら世界シェアの1位はサムソン。2位はLG電子。LG電子のライバル製品のテストは数年前はPanasonicやSONY。今はサムソン。日本製はない。逆に警戒しているのは、中国メーカー。さみしい限りだ。
が、この辺をよくよく見ると彼らは自国の弱さを良く知っている気がする。総合家電の日本メーカー。何でもやる。世界でも。しかし今ではなんでもやれない事がわかり、利益のでない事業は切り捨て始めているが・・・。
日本をトコトン利用しながら、選択と集中を徹底している。しかしやるなら徹底しているのが、この日本をマーケットにした歌手やグループの売り込みだ。中途半端ではない。最も私は、最近の画一的なこの売り込みより、昔の韓国バラードの方が好きだが。しかし新しい韓国のグループAfter School(【MV】 アフタースクール(After School) 「BANG!」 ? YouTube)が凄い。当分はAKB48系よりこちらの方に興味が行きそうだ。残念ながら・・・。