社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

最近フルートの練習を独学で始めた。頭部管だけでやっと音が出た。そして音階の練習へ

2011-07-15 07:27:31 | 趣味(楽器、音楽)

最近フルートの練習を始めた。先月つまり今年6月ではなく、確か5月からだったと思う。年のせいかすぐ忘れてしまった。しかしこれはかなり重要だ。実は最初の内は、頭部管だけで吹いても音がまともにと言うか全く出なかったからだ。いくら強く吹いても・・・。そして、いろいろ試してもだめだった。しまいには息が苦しくなって途中で何回もやめた。もちろんフルートの教本を何種類か購入して、何回も読んで、見て、そして練習したが。

実はこれが、2008年5月のGW(GWの最後の日5月6日(火)の一日)に取得したフルートをその後ほっておいた最大の理由でもあった。と言うか別にまともに吹けるうんぬん関係なく、仕事に復帰後は、ほとんど楽器を練習してはいないのだが。

DSC02218 頭部管。歌口(マウスピース)の下側がかなり傷ついていた。前の持ち主が相当このフルートを使われたのだろう。
それだけ、このPEARLのフルートへの愛着があったのだろうと感じられた。
まあーよくよく考えれば、このフルートを手に入れる時に、よく考えればよかったのだが、今となってはどうでも良いことかも知れない。
DSC02223 胴部管。
特に写真では問題はなさそうだが、かなり本体が錆びている。
DSC02238 胴部管。
DSC02230 胴部管。
DSC02233 足部管。
E♭(D♯キー)が狭いがこれは私の小指が太い???
DSC02240 ケースのPEARLのロゴ。
このフルートのケースは、おそらく骨董品屋行きと言うぐらいの、古いものになりそうで、逆にいいかも知れない。年月を感じさせる一品と思う。

その後、朝日新聞でふと見かけたフルートの鳴る原理とそれを試すのに、ストローで吹いてみると言うのが頭に残っていた。それがこれも何がトリガーになったかもう忘れたが、楽器を練習しておきたい。それも以前買って持っている楽器で。というのを今年のGW以降に感じ始めた。今の内になんとかその道筋をつけておきたいと。

昨年からこの思いがあったが、実は口内炎がなかなか治らなかった為、このタイミングをはかっていたということもある。結果事前に、色々調べてから今回は練習を始めた。しかも気楽に。決して飽きられる事なく。しかも一度に集中して練習する等を決して考えずに。ダメで良いではないか?すぐ息が苦しくなれば、10分でヤメれば良い。と。別に普通の日は練習できなくとも良いと。

そして休みの土日に気ままに庭で車の窓ガラスを鏡にして、練習することにした。最初ストローで音がでる事を最初の休みに確認した。そして次の休みに、今度はストロー無しで音が成るのを確認できた。しかし、一日では数回しかならない。音がなってもすぐならなくなる。その音がなる感覚と言うか歌口を唇に付ける位置や角度が感覚的にわからない。これを休みだけ数週間繰り返した。そしてなんとなく成る感覚を掴んでくると嬉しくなり、休みだけでは満足しなくなった。

そして2週間前ぐらいだろうか。頭管部だけで鳴らすのを、休みの日ではなく、会社からの帰宅後洗面所で行った。そうすると、奥様と娘が、流石にウルサイとなった。そして曰く「頭部管だけの単音はやめてくれ!ちゃんと楽器をつなげて音階を吹いてくれ!」と怒られた。

そして初めて、フルートとしての音階を吹いた。教則本にある、「ソラシド」と。これは私にとってかなり感激だった。全くまだ音が不安的で、鏡をみてフルートの角度と位置を確認しながら練習しないと練習にならないが、楽しい。面白い。

と言う事でここ最近は毎日早く帰宅して、21:00前に洗面所で10分~20分練習している。なかなか楽しい。しかし右手と左手の指が引きつけを起こしそうだ。でも面白い。

と言う事で、なんとかフルートの練習をやっと始めることができる様になった。今までは、まだ入口になってもいなかったのだろう。これからどのくらい掛かるか?また続けられるかわからないが、当分はこのフルート系で楽しむつもりだ。そう練習をする楽しみを・・・。

この一日10分の練習と言うのが、おそらくかなりの意味を持つ様な気がする。ほぼ毎日継続する事。決して集中して何時間も練習しようとしないこと。毎日少しずつ少しずつ吹けるようになっていけば良い。そうこれは外国語の習得と全く同じだと感じた。毎日基本語(文章)の反復音読。お手本を聞いて、音読する。聞いて音読。これの繰り返し。そしてすぐには聞き取れない。すぐには話せない。そして少しずつ少しずつ聞けて話せるようになる。割と気長な根気のいる練習。これはおそらく共通だろう。

そして、この毎日少しづつ続けると言う事が大切だと気づいた瞬間に、この楽器を練習する事は、定年退職を待つ必要が全くないと思った。毎日10分程度なら、今でもすぐできるではないか?と。そして定年を迎える時には多少は上手くなっており、この時には、今度は毎日10分と言わず、1時間でも2時間でも練習すれば良いではないかと。今の私の様な初心者なら、それだけの練習が逆にできないが、数年練習していれば、それが可能ではないか?そうその時には、今度は本当のフルートの練習三昧ができるだろう!!!と。


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