シャープAQUOSは電源ON（起動）が異常に遅い

お義母さんのTVが壊れた（その３：エコポイントの申請）為、シャープAQUOS LC-26E7－Bを購入した。設置してふと気づいた事がある。このシャープ液晶TVの最大の欠点とも言える事だ。他にもあるかも知れないが、私は使っていない為、良くはわからない。

さてリモコンを使用して、このシャープAQUOS LC-26E7－Bの電源を入れた。しかし画面が付かない。黒いままだ。何回か電源のON／OFFを繰り返す。電源ランプが赤と緑に切り替わり、ON/OFFしているのがわかる。が画面は黒いままだ。ウーンこれはどうした事か？故障だろうか？買ったばかりなのに！！！

とONのまま、しばらく待つ事にした。そう待つ事約10秒。画面がついた。無事に・・・。タダ単に電源ON(起動)の処理が遅かっただけだ。しかし電源ONに10秒前後かかる？？？ウーンこれは欠陥商品とは言わないが、欠点ではあるだろう。私の性格上、これは耐えられない。

会社の同僚と液晶TVの話をしていたら、その同僚の家が2台ともシャープAQUOSとの事。しかも2台とも今年購入らしい。やっと家庭のTV環境が無事地デジに移行できたらしい。つまり限りなく、今回購入したシャープAQUOS LC-26E7－Bと同じ性能の可能性が高い。

彼に「シャープのAQUOSは、電源のONが遅くない？」と聞いた。彼曰く「そうです。シャープAQUOSは異常な程遅い。ブラン管TVから以降した時にこの遅さを実感しましたが、今では慣れました」との事。更に「確かSONYの製品はこの電源ONが早い事が売りになっていたので、一度試したい」との事。電源ONが早い事がうたい文句になるとは、逆を言えば一般的には電源のONが遅いと言う事か。

当家のブラウン管TVはハイビジョンの地デジ対応だが、電源ONは早い。ややbydesignの液晶TVの起動がチョット遅いがそれでも5秒以上かかる事はない。せいぜい３秒ぐらいだろう。おそらく今の液晶TVは、多機能化して来た為に、その内部の処理の多くをソフトで対応する様になっているのではないか？結局パソコンではないが、同じハード・機能が必要となり、それへの対応で起動が遅くなってきているのだろう。これは液晶TVだけでなく、HDD・DVDレコーダーの起動が遅い事も同様な話だろう。

改めて、家電が多機能化していくと、常識的な点が見直されて、操作性が悪くなりそうだ。この家電の良い点は瞬間起動（電源ONで直ぐ使える）のすぐ電源を切る。わからなくなったら電源OFFと言う操作ではないか？。これがまるでパソコンの様に電源ONしてもTVが映らない。1分も待たなければならない事になると不便極まりない。マアー１分も待たされる事はないだろうと思うが、それでも１０秒なら良いのかと言うと私は我慢ができない。シャープのAQUOSは私の購入対象から完全に外れた。

今年はiPadが大ヒットした。そしてアメリカではSONYがAndroid（Google） TVを発表した。そうTVの未来は限りなくパソコン（多機能）化していきそうだ。しかしそれの一つの形はiPadが大きくなった様なものだろう。もちろんiPadにはない、HDDやブルーレイも使えるし、静電容量タイプのタッチパネルではなくリモコンでの操作となるが・・・。これはSONYのAndroid TVやAppleのApple TVだ。この時にTVの起動が遅いはずはないだろう？と期待したい。