社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

英語と海外出張は仕事をする上でのモチベーション?

2013-02-20 22:12:57 | 会社の仕事

楽天の英語公用語化が面白い。これを実行された三木谷社長はある意味強力なリーダだと思う。良くも悪くもやはり何事も強引に実行できるのは凄い。さて、今回は、楽天の記事や英語の公用語化について書きたかった訳ではない。先日、帰社するエレベータで、昔のシンガポールの同僚とあった。私の昔の上司がその同僚を、接待(と言うほどではなく簡単なディナーと思うが)につれていく所だった。

懐かしかったが、混んでいるエレベータの中では話もできず、且つ途中ではぐれた。まあ~いいかと思いながら、一人帰った。そして電車の中で、少し考えた。懐かしかったが、実は英語が瞬間的に出て来なかった。もう英語を使わなくなって、6年以上経つ。私はスラスラ英語が話せる方ではない。頭をフル回転して、集中して話すし、聞く方だった。

そう、まあーいいかとなったのはこの英語へのコンプレックスがある。普通の会話は特に問題なく話せた。しかしものすごく集中する必要があった。私に取って、英語は自由に使いこなせる物ではなかった。そうあくまで仕事だから、使ったのに過ぎない。

さて、この昔の上司だが、定年はとっくに過ぎて、再雇用で働かれている。そしておれは時給1000円だと言いながら、まだバリバリで仕事をされている。家は資産家だ。つまり会社を辞めてもお金には全く困らない。私と同じように株から投資信託等も割りと昔から実践されていた。

この上司は、私が一緒に仕事した中ではおそらく一番の方だ。私を昇進させてはくれなかったが、それより、私は後輩を上げる方を選択した。また頭が切れるつまり判断が早い。そしてフルパワーで仕事をする、そして部下に対し、年齢に関係なく仕事を指導された。私の様に決して手を抜くこと無く。気があった。仕事の方向性を決める中で言えば、ほぼツーカーだった。

今でもこの方と仕事ができた事を誇りに思う。そしてその時の仕事と結果に対して私は誇りに思う。

その上司の方だが、なぜお金の心配も無し、働く必要もないのに、毎日遅くまで仕事されるのだろうか?朝も早いそうだ。定時が9:00だが、8:00前には来られているとの事。なぜ。

私の前に座っているiPad命の先輩は、毎日ヒマだ。ほとんどする仕事がない。いや仕事をスル気が無いと言った方が良い。先日もこの先輩に聞いた。「ところで、先輩は奥さんと海外旅行に行かないの?」すると「おれは海外出張が120回だったよ!」とまた訳の分からない話をする。つまり自分は仕事で海外出張したので、もう海外旅行は十分と言いたいらしい。

このiPad命の先輩は、海外出張は、どうも仕事と言うより、趣味。つまりこれ事態が目的だったようだ。もちろん英語が話せる。ペラペラかどうかは別にして・・・。まあ~少なくとも私より英語は堪能だった。そして仕事するモチベーションは海外出張だった様だ。もちろん海外からの訪問の接待等対応もまめだった。

そして今はiPad命の先輩は、英語を活かす事もない。海外出張する事もない。それは社長から禁止されている。そして毎日する仕事がない。仕事をする気もない。それならもう仕事を辞められたらどうですか?奥様とのダブルインカムなら普通の方より、年金も多いですよと私が言うと、嫌、それは駄目と奥様に言われたとの事。ウーン良く分からない。

どうもiPad命の先輩は、自分の趣味の為のお金を稼ぐ為に仕事をされているようで、それを奥様に指摘された様だ。

そして、私の元上司だが、こちらは少しと言うか、大分iPad命の先輩とは状況が異なる。部門のトップや後輩、部下達から望まれて、仕事をお願いしている感じだ。そして何より、モチベーションとしての英語活用と海外出張はある意味自由だ。と私が勝手に思っているのだが・・・。

元上司は、大不況時代(つまり仕事なし、残業等もちろんなし)に、何かを勉強しようと考えたとの事。候補は二つ。パソコン(当時ならまだパソコンはなかったはずだが)と英会話。友人がパソコンを勉強していたので、自分は英会話を勉強する事にしたらしい。そしてこれは、私が知る限り、その後の元上司のライフワークとなったようだ。元上司は、仕事も豆だが、夜も豆だ。自分で英語の技術資料を作り、欧州や北米、南米へも出張する。いや他にできる人がいない為、つい皆が頼ってしまう様だ。誰も行きたいとは思わないようだが、元上司に取っては、おそらく楽しいようだ。

時給1000円。それで一生懸命仕事はしないだろう。大手上場企業の再雇用社員。まじめに仕事する為には何かモチベーションが必要だ。iPad命の先輩と元上司、英語と海外出張がその原点の様だ。もちろんどちらも能力が凄い。

しかし、その置かれた立場によって、それは活かされない。

私に取って、コンプレックスの塊である、英語。そして海外出張スルほど仕事が増えた為、海外出張は好きではない。むしろそれはプレイベートでゆっくり旅行したい。いやこれが好きな方々がどうも実際は多いようだ。好きな事をする為には、仕事も英語だろうとなんでも皆乗り越えられるようだ。

定年再雇用、その中でのモチベーション。それはなんだろうか?


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