社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

私の部下が移動して新しい体制となったが?

2012-04-07 16:23:35 | 会社の仕事

私の部下が取られた。トルコ旅行の休みの間に。何の相談もなく・・・。このままでは問題が発生する為、自分の辞職を掛けても、事が先に進むように社長を動かす事にした。結果は妥協案ながら、少しは事が収まりそうだが・・・。今週一週間、部下の引き継ぎも含めて、引き継ぐ女性の処理を目の前で、見ていた。そして新しい組織で運営する体制も確認しながら・・・。

どうもみんなが不幸になった気がする。上司がダメだと、その組織は恐らくダメになるだろう。上司は無能ではない。ただ少し仕事と言う事に関する考え方が、問題なだけだ。以前上司の部下だった方が関連会社へ出向する送迎会の席上、この上司を無能扱いして、「全く駄目です。全く使えません。」と断言していた。

私は、基本的にみんなの仕事の邪魔をしなければ、無能でも良い。従って何も私たちの仕事に関与しなくて良いと判断していた。そう2年間一緒に仕事しても、未だ全く部下達から信頼もされていないし、無理だろうと。そうだから無能でも良いが、皆の負担となる余計な事をさせなければ・・・。

しかし私の部下は取られた。その部下の仕事を引き継いだ、新し私の部下は、必死に仕事をしている。泣きそうな・・・。明らかにどっちにとっても不幸だ。私は、最終的には、最悪また最終手段を使うつもりだ。最悪そうならないで欲しいとは思いながらいるが・・・。

無能な上司が何も判断しなければ良い。そう願いながらまた余計な事を皆にしようとしているのが発覚した。今週。アクションプランの今年度版を来週までの作れと、そして昨年の反省をしろと!そして新たに個人評価制度を当部署だけに会社とは別に設け、個人の自己啓発目標としたい・・・。

ある意味正論で行けば、これは正しい物だ。仕組み仕掛けが機能して、正しく評価されるのであれば。そしてそれが個人の資格やはては給料に反映されるのであれば・・・。そう全く形だけの物だ。しかも上司の趣味の世界だ。上司が資格制度へも反映すると言い張っても、できるはずはない。

再考を促すメールで返したが、どうも認識が合わないらしく、私の疑問に答える形で、強行するようだ。アクションプランは必要な方は必要だし、会社としても指示がでている為、形だけでもせざるを得ないだろう。しかし個人別評価表の実施はこれは明らかにまずい。個人差別となる。もっとも形だけなので、適当に各項目の1~5点評価をすれば良いだけなのだが・・・。そう上司は実施した事が意味あり、その結果をどうする?と言う事はどうでも良いので、だた評価するだけで良いのだが・・・。

何の意味があるのだろう?そう上司は無能ではない。且つ人間性は良い。同僚の先輩が昨日東京へ出張する許可を求めた。出張の目的はと聞いた所、先輩は簡潔に、東京事務所で3月末で辞められた方の送別会に出席したい旨を伝えられた。もう仕方がないですね!でOKされたようだ。私が特別休暇制度を使って十日間休む許可を求めた時でも、はいわかりました。申請して下さいと簡単に許可してくれた。

そして来週も中国に出張される。予算や今ご自分がやらなければならない事がある気がするが・・・。何の為に。中国の現地メーカーに製品の製造や工事等を頼んでいるが、その監査がメインだ。そう上記の個人別評価表の導入と同じく、現地メーカーの品質評価を各項目で評価されるのだ。素晴らしい。それができるだけの知識と技術を持たれているのだ。そう評価する技術を。素晴らしい。

が評価するのが仕事だ。クレームなどの品質の分析も得意だ。もちろんそれも仕事の一つだ。そして課題抽出等も素晴らしい。

そしてそれで終わりだ。その先の具体的解決は自分の仕事ではないなる。従って中国メーカーの製造品質はこうでした。だけの資料がでてきて終わりだ。この報告を元に、調達部がそのメーカーを正式に採用しようとすると、それは調達の調達部内の規定で設定してそれの運用でちゃんとやって下さいと平気で言ってしまう。これがなければ素晴らしいのだが・・・。

さて、この上司、そして社長。彼らは私のセカンドライフへの後ろを押してしまったようだ。そう一番なさけないのは、私だ。そう自分自身だった。私の残りの人生。それを決めるのは私自身だ。定年以降親会社にも当社にもいる気はない。これはこれで良い。そう選択肢がちゃんと用意されているのだから。そうではなく定年まで残り3年ある。残り3年も我慢するのか?上司や社長に。それが私の悩みだった。何と言う悩みですか?と言われそうだ。そう定年まで勤めるのが当たり前ではないですか?と。

これが残り1年ならおそらく私はそうするだろう。残り半年でも・・・。残り2年なら。かなり微妙だ。そして残り3年なら。何と女々しい(女性の方には失礼だが・・・)。私は会社を辞める理由が欲しかった。残り3年間いれば当然手に入る収入(3年間の給料+退職金の増加45万円×3年+退職金の満額手当200万円)を棒にする理由が欲しかったのだ。

普通は恐らく、私の部下が取られた位で、退職する等は考えないだろう。残り3年だから当然定年まで。上司や、社長そして親会社の方々の問題がある中でなおさら、上記の定年までいれば得られる収入に固辞するのが普通だ。会社はリストラ等を強行する事はないのだから。そして私の年齢で辞めて、転職等できると考えるのはあまい。普通まず仕事がないだろう。

最もこれは60歳で考えても同じ事だ。当社グループでの再雇用を考えないのであれば、他社での転職は無理だ。従って問題はやはり残り3年間働けば得られる収入をどう考えるかだ。おそらく大変な額だ。普通は絶対必要な額だ。リストラや派遣社員で苦労されている方。仕事がない中で、何を甘い事を言っているのか?と言われそうだ。

何と女々しい事を・・・そう女々しいのかも知れない。そして少し裕福なのかも知れない。これが私を悩ませた。しかしそれほど、上司や社長や、親会社の問題があると言う事かも知れない。私の残りの人生を掛けるのに値しないと。その3年間が収入があっても私の人生の無駄ではないか?と。

そう今の仕事を続けるなら、それは我慢でしかない。楽しくと言っても、やはり我慢だ。その仕事に夢があるか?会社に夢があるだろうか?親会社には夢がある。非常に大きな目標とポリシー。大きな成長と世界展開と言う夢が。しかし一方時代はシフトしている。私が仕事してきた時代とは考え方も異なる。当然世代交代に入っている。夢は新しい世代が実現してくれるだろう。もうそう意味では、私たちの世代も終わりに近い。当然現場の最前線から一歩引いた形となっている。

改めて考える。残りを楽しく仕事する事もないわけではない。上司や社長が理由を作ってしょっちゅう中国へ出張されている。適度な回数で。この適度な回数と言うのがなかなか難しいが・・・。ここ3年間全くと言うか出張をしていない。一度親会社の工場に技術の打ち合わせに行っただけだ。本社にもたまに行くが。

海外出張をする事が意味なく考えても良いが、これが会社の為になるとは思えない。本当は現場をもっと知りたいが、その現場に行く必要が今の仕事上はない。つまり会社内で、限られた仕事をする事にもう魅力はない。だから若手への引き継ぎをずっと考えていたが・・・。

そして、先週の私の部下が取られた事件が発生し、私は全管理職がいる中で、社長へ「辞表を提出する」と明言した。そして今週。本社の幹部が、出向者へのヒアリングをしたいと言って来た。30分ぐらいだったが、殆どの課題や言いたい事を全てストレートに話してしまった。

その幹部が話の最初に、私の歳からスタートした事がトリガーになったかも知れない。そうQ「ところでお年はおいくつですか?」A「57です」Q「定年後はどうされますか?」A「定年後は一切考えていません」Q「・・・」A「残り3年ですが、定年までも待てなくなった・・・」と最初の切り出しが以下の話を進め安くしたのか、先週の私の部下が取られた事から、当社の課題となぜこうなって来ているか?などの問題を洗いざらい喋ってしまった。

これも更に私の後ろを押してしまったようだ。そう私自身が辞める環境へと追い込んでいるようだが・・・。さてどうなるだろうか???


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