昨日夜、用事で出かけた時のこと。
駅に向かう途中の横断歩道、
渡って進行方向、道路の真ん中に…
あ~猫だ
気付いたと同時に車が
ガタンと音をだして(猫と道路の段差で)
横たわる子をふんずけて走って行った。
後続3台の車は猫の死体に気付いてか
轢かないように行ってくれた。
駅からのこの道、左右に歩道があって
反対側に渡ろうとする猫が事故に遭う。
ここ数年は見なくなって安心してた。
私もこのエリアでお世話してる子がいたので
TNRしたり、保護してボランティアさんの協力のおかげで
里親さん決まりお家の子になっていったり、、、
少しは数減ったかな?って感じてたんだけど、
そんなのささやかな 氷山の一角にすぎない。
これ以上何重にも轢かれるのはあまりにも可哀相だから
せめて歩道の植え込みにでも、、、荷物を置いて、道路に。
道路の様子から少し引きずられた様子。
顎は空を向き、顔は見えなかったけど、
舌が横にはみ出た様子から
相当ひどそうで辛くて見れなかった。
あ~、可哀相に、可哀相に、可哀相に
猫の下に手を入れるとまだ温かくてやわらかくて、、、
あ~、、、
もう言葉がでない
植え込みに寝かせた時、
お腹の毛がないことに気付き、
!!
お腹を見ると、きれいに四角に毛が剃られていて
避妊手術の後が、、、まだ傷もくっついてない。
耳カットもされていた。
サビちゃん、お世話してもらってる人がいるんだねぇ
あ~…
もう無念さでいっぱい
言葉にならない気持ちでいっぱい
可哀相に、可哀相に、可哀相に、
それしか出てこなかった。
休日は車がすごく少ないこの道で
事故に遭うなんて、、、
いつもなら渡れていたけど、
まだお腹の傷が痛くて
いつも通りには走れなかったのかな
ごめんね、ごめんね、ごめんね
お世話してるボランティアさんも
今日から姿を現さないこの子が心配で心配で
たまらないだろうに。
かわいそうな子を今以上増やさないために
大きな団体だけでなく、個人でも
去勢、避妊をしたり、保護して里親探しをされてる
猫ボランティアの方もいます。
個人でそこまでできるのは
もちろん猫が好きだから。
温かな、しあわせなお家の子になってほしいと願うから。
殺処分されるために生まれてくるのなら
生まれない方がいいと思うから。
何よりも「猫」という姿のこの子たちの
小さな命を、人間とわけ隔てなく
同じ「命」であると受けとめることが
できる人たちなのだと。
れんげちゃんが捕獲器に飛び込んできた6年前の11月23日。
今年の11月23日は可哀相な子に出会ったよ。
あなたはお家の子になれてよかったね