金継ぎ
金継ぎってご存知ですか?
割れた陶器を純金と本漆を使って
修理する技法です。
かれこれ10年以上前に
阪神百貨店の猫催事で
購入した猫3匹のお抹茶椀。
母愛用
ところどころ欠けてきたり
ついには四角く外れてしまい
もう使うのは困難な状態に、、、
そのまま置いてても仕方ないし
かといってお気に入りの処分は
辛いもの、、、思い切りが必要です。
たまたま金継ぎを知り
修理してもらいました。
範囲によると思いますが、欠片がなくても埋めてくれます。
欠片があればつなげます。
本漆で接着していくので
乾くのに時間がかかります。
この抹茶椀で3カ月。
そして本金継ぎにしたので
この範囲でお修理代は
3万円しました。
純金ですから、、、
このお椀はたしか
5000円くらいの商品。
修理に3万円、、、
新しい別のもの購入するか
同じ商品あるなら買い替えもできます。
そこは価値観ですよね。
修理はしたいけど
範囲が広いと金額もあがります。
そんな時は、、、
簡易金継ぎもあります。
簡易金継ぎは
真鍮と合成漆を使います。
昨年夏に母にもらった
猫マグカップ。
もらって1ヶ月も経たないうちに
口の部分が欠けてしまい
少しひびが入ってしまいました。
高いものではないし
処分しようかと思ったのですが
飲み口わずかに反り返ったデザインで
口当たりがすごくよかったんです。
簡易金継ぎ
それに割れたとはいえ
1ヶ月ほどで処分されたら
プレゼントした側は少し
残念な気持ちになるかなぁ、、、と
簡易金継ぎで修理してもらいました。
これも仕上がりまで3か月。
欠けが2か所で
1300~1500円くらい
だったと思います。
本金継ぎより
ぐっとリーズナブルです
本町と心斎橋の真ん中くらいにある
wadというお店です。
品物持参したらその場で
見積もってくれます。
たまに簡易金継ぎ
教室もしてるみたいです。
自分で修理するのも
また思いがこもっていいですよね
先日また1点、地震で破損したもの
簡易でお修理依頼してきました。
地震の影響で依頼が多いそうで
今回は5カ月待ちでした(笑)
年明けには使えるかな~