やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

とうとう,これで6種類

2015-05-15 07:33:39 | 今日のやれこら
“とうとう,これで6種類になったか”


夕食後に飲む薬です。
いつもの受診に加え,風邪の症状を訴えました。
その為,今日の診察では,薬が6種類になったんです。

診察を終えて,待合室のソファーで支払いを待っていたんです。
「○○さーん,○○さーん」
受付近くで,診察室から出てきた看護士が,私を呼びます。
診察は済んだのに,“何事”一瞬ドキッとして返事します。
『はい,はい』

「○○さん,こちらでお話しましょ」
看護師は,隅の空いているソファーに私を連れて行き,隣に座り言います。

「○○さん,さっき先生が言われた薬の飲み方ですが・・・・」
「先生はどのように言われましたか?」
『はぁ??先生は,△△の薬を夕食後に1錠,一週間・・・
   その薬を飲み終えたら,××と◇◇はそのまま薬が無くなるまで・・・
                      と言われましたよ,それで何か??』
「その通りです! そのように飲んでくださいね」
看護師は,まるで小学生が間違わずに答えた時の様に,笑顔を作って言います。

“いくらなんでも,バカにするな,
   一日前の事は忘れても,5分前の事は,覚えているわい!!”

ムカッとして,看護師に言ってやったんです。
『そんなに物忘れのひどい,頼りない老人に見えますか!!』

「いえ,いえ,そんな,お年だから,とかそんなつもりじゃなくて・・・
      お薬が増えてますし,変則的な投薬なので念のため,と思いまして」
「どうか,お大事に」

“しかし,なぁ”
「6種類の薬を飲むようになったら,認知症要注意」
“どこかで聞いたか,観たか,
  親切のつもりだろうが,こうも老人扱いを受けるとは・・・
          薬が6種類になったからかなぁ”