やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

君の季節は

2015-09-01 06:49:41 | 今日のやれこら
“おっ,季節外れの花が”

梅雨時,枝一杯の花を咲かせ,甘い芳香を放つクチナシですが,この時期にとは。
花の少ない庭に,一輪だけ,ポツンと咲いています。

空は,どんよりしたままの午後です。
昨夜から降り続いていた雨は,一旦止みました。
日差しも無く,気温もあまり上がらず,暑さに慣れた体は,一気に肌寒く感じます。

“鳴く元気も出ず,身体だけは寒さで「ブルブル」しているのかなぁ”

「ツクツクホーシ,ツクツクホーシ,ミーンミンミンミーン」
昨日まで,元気一杯に鳴いていたツクツクホーシとミンミンゼミです。
そのセミの声が,今日は聞こえません。
喧しさになれた耳には,静かな庭がうそのようです。


“昼間のセミより,君たちの方が,心地良いなぁ”

「ピィーコロコロ,ジーピィー,ギィーコロコロ」
時折交じる,「リーン,リーン,リーン」

上手くは表現できませんが,秋の虫たちです。
秋の虫の気配は,昨晩までも「若干」有りました。
その「若干」が,気温の下がった夕方から「盛大」に変わります。
季節は,確実に変化しているようです。


“しかし君の季節は長いなぁ”
秋の虫の音に,耳を傾けている私のそばを,
「ブーブーブーン」
気温低下に負けず,相変わらず「活発」な『蚊』なんです。
コメント
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