やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

なぁーんだ,簡単だ

2015-09-07 07:30:46 | 今日のやれこら
“切れ味が・・・”
芝刈りに使う電動バリカンが,どうもうまく働いてくれません。
「ザーザー」と芝の上を走らせば,「スパッ,スパッ」だった切れ味が悪いんです。

切れの悪さは,作業効率に響きます。
何より,仕上がりの「見た目」の悪さにつながります。

“道具は,メンテナンスが大事だからなぁ”


「切れ味回復」
メーカー推奨の研磨剤を「取説」通り使いましたが,思ったほどの効果は・・・

“こうなったら,「やすり」だ”
とは思うんですが,バリカンの形状はハサミが連なったのと同じです。


“刃物が研げる人が羨ましい”
“「ハサミ」を「駄目」にした事があったからなぁ”

読ませてもらったブログで,思いだしました。

まだ庭の剪定を,植木屋さんに頼んでいた頃の事です。
「良い砥石が有るがぁ,使わせてもらうでぇ」
仕事を終え,庭の隅で埃をかぶった砥石を見つけた職人さんが,そう言います。
砥石は父親が使って以来,何十年も埃をかぶったままでした。
職人さんは,砥石の埃を水で落とし,ハサミを砥ぎ始めました。

「スゥー,スゥー,スゥー」
砥石の上で前後する職人さんの手つきはなめらかで,如何にも易しそうです。

“なぁーんだ,簡単だ,やってみるか”
今も昔も,思い付きのチャレンジ精神?は,旺盛です。
“ハサミ,ハサミ,職人さんと同じようにすればいいんだからなぁ”
野菜の収穫に使っていたハサミが,切れにくくなっていました。
それを試しに砥いでみようと思い付き,実行したんですが・・・
余計,ハサミは切れにくくなります。

『包丁を砥いだことも無いもんが,ハサミをいきなり研ぐとは・・・』

母親に呆れられたんです。         
簡単に見えた「ハサミ砥ぎ」ですが,熟練の「腕」が必要だったようです。

“明日は,思い切って「ヤスリ」を使おうかなぁ
「砥石で包丁砥ぎ」も,満足にできないんだから,無理かなぁ”