やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

IT革命  やれこら やれこら

2015-03-09 07:30:50 | 今日のやれこら
昨日一日中降った雨も上がり,今日は青空が広がっています。
「良かった,良かった」



市が主催するマラソン大会があり,その手伝いに行きます。
マラソン大会といっても,走る距離は様々です。
一番長いのはハーフマラソン,そして10km,3km,2.5kmと別れています。
岩手から鹿児島まで,35都府県からの参加です。
参加者は,7500人を超えます

その内の3200人以上が,10kmとハーフマラソンに出場するんです。
出発時間は違いますが,市民マラソンです。
10kmとハーフマラソンの選手が混ざってゴールすることはよくあります。
ですが,問題は有りません。
選手のタイムは,正確に記録されます。
タイム計測に,ICチップを使うからです。
今日のマラソン大会で,使われたのは靴紐に装着するタイプのICチップです。
順位もタイムも,ゴール直後に分かります。
コンピューターと連動した計測システムは,マラソンにはまさにIT革命なんです。

“あの時代のマラソン大会は,大変だったなぁ”
タイム計測に,ストップウオッチを使っていた時代を思い出しているんです。
参加選手が100人を超えると,もう大変です。
ゴールラインに,順位判定係とタイム計測係が何人も待ち受けます。

順位判定係の側には机を置き,記録係も座っています。
順位判定係りは,ゴールする選手の胸に付けたナンバーを読み上げます。
記録係りはその声を聞き,順番に筆記です。
さらには,ゴールした順番に選手を並べ,順番をチェックする係もいます。

プリンター付のストップウオッチは有りました。
計時係りは,選手がゴールするたびに「カチ,カチ,カチ」とボタンプッシュです。
そして,全員がゴールした後にタイムと順位の確認です。
まさに「人海戦術」でやっていたんです。

「あのう,僕は彼より早くゴールしたはずなんですが・・・」
「自分で,計ったタイムより,だいぶ早いんですが,誰かと間違えていません?」

ICチップ導入前のマラソン大会では,よくある事だったんです。
                      やれこら やれこら


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