海を渡っている時 かも

今日も　『ポカポカ』　春の陽射し
ヒヤシンスも

ボケも　咲き始めました

『ケタケタ　ヒッ　ヒッ』

畑の杭で鳴いていた　ジョウビタキは　

２日前から姿を　見せなくなりました

ジョウビタキは　冬鳥
今は
北に向かって　海を渡っている時　かもしれません


メジロも　ジョウビタキも

冬を　楽しませてくれた　鳥達です


夏は終わった　秋が来た　そして年が明けて
また　春が・・・

季節の移ろいなど
若い時には　気にかける事も無く
まして　庭に来る鳥達を愛でる余裕は　無く

それが　今では
ペットでもない
たかが「メジロ」　所詮「渡り鳥」たちが
いなくなると
　・・・・・　
　・・・・・

河津桜が満開になった お寺の境内で

『ササキを採って来たけえ
　　　　　　彼岸も近いし　お墓に立ててあげてぇな』

彼岸の入りには　少し早いのですが
先日　ご近所さんから貰ったササキが　新しい内に



草取りをして　ササキを活けて　線香立てて
ご先祖さんに　手を合わせて

そして
帰りに　河津桜が満開になった お寺の境内で

“ん？　ん？　どう読むんかなぁ？”

目に留り
「読み方」を考えているのは
『寺院専用』　と　書いて有る駐車場所に
止めてあった　車のナンバー
『希望ナンバー』　で　７６－３４です

他人様の『希望ナンバー』を　読み解く？のは
頭の体操　暇潰し

“うぅ－ん　７６３４だから・・・・”

　「なろみよ」　意味にならない　違うなぁ　　
　「しちろう　さんよ」　住職さんの名前とは　違うし
　「１９７６年３月４日　生まれ？」　住職は４０代という事は無い・・・

　「なむさん・・」では　最後の４が・・・
　「なむ　み・・」なら　？？？
　　・・・・・
　　・・・・・
“ん！”　“ん！”　　“ん！　分かった！！”

お寺は日蓮宗
唱える『お題目』は　『南無妙法連華経』です

７６３４は

『７（な）６（む）３（み）４（ょう）』

間違いないはずなんですが・・・

一緒に考えていた　連れ合いは　言うんです

『住職さんは
　若い頃　アメリカまで布教に出かけていた人　
　７（な）６（む）３（みょぅ）４（フォー）かも』

♪ 春が来た

空は真っ青　日差しは『ポカポカ』
　
♪　春が来た　春が来た　どこに来た
♪　山に来た　里に来た　野にも来た

となると　いつもの通り

♪　メジロ来ず　メジロ来ず　庭に来ず　
♪　ミカンに来ず　梅に来ず　はたけ来ず　　

♪　ヒヨドリ来て　ヒヨドリ来て　メジロ来ず

♪　野バト来て　ペアで来て　メジロ来ず

♪　メジロ「ロス」　メジロ「ロス」　爺は「ロス」
♪　やるき「ロス」　げんき「ロス」　時も「ロス」


♪　しかたない　しかたない　冬でない　　　　
♪　がっかりしない　ガックリこない　ふさがない

“焚火でもして　元気出すか”

「火と煙」　メジロを驚かせてはと　遠慮して延ばししていた
庭の芝焼きを・・・・



やれこら　やれこら

いつもより長く「里」に居ますが・・・

去年　植え替え時期を　間違えた所為か
シャコバサボテンが　今頃になって咲き始めました
そのシャコバサボテンを
縁側のガラス越しに　撮っていた時です

『チッチッ　チッチッ　チ』

メジロの鳴き声が　聞こえてきたんです

冬の寒さが　厳しかったから　かも知れません
今年のメジロは　いつもより長く「里」に居ますが

庭で　畑の梅の木で
過ごす時間は　日ごとに少なくなっています

今年のメジロを撮られるのは
今日が　「最後かも」
そう思いながら　「ここの所」　追っかけているんです　　　

という事で
今日のメジロを

―　メジロしか　爺の毎日　三ヶ月　－
―　メジロ去り　次はウグイス　移り気な　－

祭りと言っても

今日は　地区の「地神さん」のお祭り日
町内の神社の一角に　鎮座した「地神」様まで　出掛けたんです

祭りと言っても

全戸集合　当家を決めて
２０数人で　『ワイワイ　ガヤガヤ』
酒を酌み交わしていたのは　もう２０年近く前の事

今では
空き家は増え　人は減り
今日の「地神さん」には　たったの８人

草取りをし
「地神」に　しめ縄をかけ　花を供え　お神酒を供え

みんな揃って　『二礼二拍手一礼』

これで　今年の「地神さん」のお祭りは　全て終了

　
３．１１に　思いを馳せて

“地震や台風　大雨の土砂災害からも　守られます様に”

羽生選手の真似をして

『おじいちゃん　美味しい！』
孫の喜ぶ顔を　楽しみに　

『素人が作ったとは・・・』
ご近所さんが褒めてくれるのを　期待して

今年も植える　スイカです

「よいしょ」『グサ！』　「よいしょ」『グサ！』

畑の準備は　早めにしておかなければいけません
今日も　三鍬振り上げ　畑耕しに精を出したんです

とは　言っても

『チツチ　チツチツ』

畑の隅の梅の木で鳴く　メジロの誘惑には勝てず
『カシャ』『カシャ』　メジロ撮りで　長い―休憩

一息ついて
「よいしょ」『グサ！』　「よいしょ」『グサ！』
そして　休憩　『カシャ』『カシャ』『カシャ』

それを何度か　繰り返し
何とか　スイカ畑は　耕し終え

オリンピック　演技終了時の　羽生選手の真似をして

今日もよく働いたと
　　　　「腕や肩」を感謝しながら　撫でてやったんです

実働１時間　休憩２時間なんですが・・・・

“ん？ ん？”

“酷いもんだ！　こんなにも・・・”

今日の朝刊です
警察庁がまとめた　昨年の
『虐待疑いの件数』が　見出しになって載っています
少子化の中で
「これほどとは」と　驚いていたんですが・・・

“ん？　ん？”

その並んだ数字です　

『虐待疑い』の総数は　６５４３ときて　一桁は　２ではなくて１　
『児相保護』は　３月８日発表で　３８３８


“うぅーん・・・・・”

明るい話題なら　書きようも有るんですが・・・


という事で
今日もメジロ

そして

針金に吊り下げ　揺れるミカン
思い通りに　ならずとも

必死に　苦手なホバリング
四苦八苦している　ヒヨドリに

「君が乱暴すぎるから・・・
　　メジロを贔屓しているだけ　虐待じゃないぞぅ」

口には出せず しびれを切らし

今日は　運転手兼荷物運び
街中のスーパーへ　買い出しに出かけたんです

店まで行けば
買い物が終わるまで　私の役目は有りません
いつもなら
『終わりましたよ』　の　買い物終了コールまで
街中散歩をするんですが　外は小雨

“仕方ない　付き合うか”

久し振りに
買い物に付き合うことにしたんです


“ダメだ　ダメだ　このペースには　付いて行かれん”

これまで　十分経験している事です　が・・・・

買い物メモは　手にしていても　
　
　　人参の袋を手に取り　しげしげ眺め　棚に返し
　　別な袋をつかんで　何やら眺めて　又　棚に返し
　　始めに手に取った袋を　籠に入れ

　　トマト売り場でも　同様に

　　魚売り場を一周し
　　タイやヒラメに　足は止めても　籠には入れず
　　又
　　野菜売り場に　戻り
　　大根を　手には取っても　籠に入れず
　　今度は　ネギの棚へ


“もうちょと　テキパキ出来んのか！”

とは　思うんですが・・・・

口には出せず　しびれを切らし


『雨の中　行くんです？』　と　言われても

「小雨　小雨」

庭仕事道具に電動工具　観ているだけで　楽しくて
あっという間に　時間が過ぎる　
近くのホームセンターへ



“んーん　何十年経っても・・・・”

不用不急の 爺さんの為に

『テクテクテクテク』　今日も午後から散歩に出かけ

“ん？　工事中だ”

やって来たのは　河口湖の土手です
遠目に　堰の上にクレーン車が見えます
堰の上で　何かの工事をしているようです



近づいて分かります
ゲートの修理をしています

堰の上の道は　片側が塞がれ一車線になり
歩道には　工事車両が止まり赤のコーンが置いて有ります



“見学するか”

『働く重機』　工事現場を見るのは好きです
もう少し近くで　と　２０ｍ程進んだ時です

交通整理していた　警備員が　なにを勘違いしたか

『歩道を　歩いてください』

旗を振って　私に合図します


”これはラッキー　見学できる”

クレーンは　作動中
工事も途中　歩道も塞がっているように見えますが
警備員の指示です

興味津々　『働く重機』を　観られると
カラーコーンを　除け除け　歩道に上がったんです

すると

工事車両の陰から出てきた　ヘルメット姿の作業員が
ピョコンと頭を下げ　近寄った私の　背中越しに・・・・・
大きな声で　言ったんです

『歩行者　通りまーす』

声を聴いて
クレーンは止まり　数人の作業員は手を止めこっちを見ます
運転席からは　頭を下げる顔が見えます

気の弱い爺さんは・・・

「見学に・・・」　とは言えません

こうなれば
歩行者になる　ほかは有りません


“工事の邪魔になってもなぁ”

急いで通り過ぎようと　小走りした時です

又　大きな声で

『走らないで下さーい　危ないですよ』　


不用不急の爺さんの為に
工事の手を止め　若者に気を遣わせて　やれこらやれこら

呆れていたけれど 分かるような・・・・

昨日の雨で・・・・
今日の畑は柔らか過ぎ　スイカ準備の耕作は無理
となれば

『また　メジロですぅ？』　と　言われても
今の時期　これほど「楽しい」事は無く

思いの外長く　庭に来てくれる
単独行動メジロを『カシャ』

場所を　移動し
畑の梅の蜜を吸う
ペアのメジロを『カシャ』『カシャ』

ミカンに飽きて
梅にやって来た 単独行動メジロを『カシャ』　

「待て　待て　待て」

梅に飽きて？　ミカンに飛んで行ったペアを追っかけ
『カシャ』『カシャ』

そのうち
ペアメジロなのか　単独行動メジロなのか
どっちでも良いけど　『カシャ』『カシャ』

ついでに　ヒヨドリも『カシャ』

「フィギア選手やタレントの　追っかけをするファン
　　　呆れていたけれど　分かるような気がするなー」

思わず口をついて出たんです
すると

『比べる次元が　違いません？』　

３と５で 何か思いつかん？

『ザァーザァー　ザァーザァー』
久し振りの　強い雨

『ビュウー』
時に　強い風も

盛りを過ぎた紅白梅は　花びらを散らしています

『キィー　キィー』　
ヒヨドリの鳴声は聞こえますが
庭木に　来る事は有りません

『チッチチッチ』
雨のやみ間に　メジロが畑の梅で鳴いていても
撮りに行く　元気は出ません

新聞を読み　ネットニュースを閲覧しても
時間は　なかなか過ぎません


“なに　書こうかなー”

大方を　「ぼんやり」　過ごした一日
ブログネタ探して　「四苦八苦」したんです


“３は「み」　それとも「スリー」が・・・
５は「いつつ」でも「ファイブ」でも　・・・・”
　今日は　３月５日　
　３と５も　語呂合わせ　で　何とか・・・・

なんですが
頭を捻っても　名案？は　浮かびません


「３と５で　何か思いつかん？」

無駄と知りつつ
連れ合いに　聞いたんです


『それより　
　　今日で　何か思いだしません？』

と　逆質問
・・・・・
・・・・・
「あっ！　息子の結婚記念日だ！」

三人いる子どもの　先陣を切って結婚した
息子夫婦の記念日です

という事は
我々夫婦　の　でもあるわけなんですが・・・・

ん！ 年寄り扱い！

“良いお天気だけど　今日は休養だ”

お日様は『ポカポカ』　絶好の畑仕事日和なんですが
昨日の「張り切り」が　過ぎたよう
いつもの事ですが　足腰に堪えています
今日は　大人しくしておくことに・・・・

と　なれば

梅の花の蜜を求めて　忙しなく飛び回るメジロを

やって来たジョウビタキも　ついでに

『カシャ　カシャ』していたんですが・・・・

“肥料を買って　準備しとくか”

昨日から始めた　スイカ畑の準備は　腐葉土を均しただけ
まだ　肥料を入れての耕作が残っています
その「肥料」を買いに　行くことにしました


“これが４袋で　こっちは買い置きがあるから２袋”

買う量の目安はついています
肥料は店の表に置いて有りますが　周りに店員は居ません

「ヨッコラショ」

腰に気を付け
肥料を台車に乗せ　レジに運び　会計を済ませ
軽トラに積み込もうとした時です

『軽トラですか？　大丈夫ですか　乗せましょうか？』

レジにいた　３０代に見える　女子店員が言ったんです

私は白髪　それにシミ・皺
十分　「爺さん」と　自覚しています

それに　今日の足腰は　「不調」です
本音を言えば
そうしてくれれば　助かるんですが・・・・


“ん！　これも運べない　年寄り扱い！”

何故か　「筋違い？」な思いが　頭を擡げて

「大丈夫です　あなたより力持ちです」

結果　

「イタタ　痛っ」

やっぱり　今日はメジロに掛かりっきりの方が・・・

あーあ ガックリ

今日は　鍬を片手に　畑を耕したんです
スイカを植える為の　準備です

『やれこら君　そろそろ　畑を打って
　スイカの準備をしとかにゃぁ　ええスイカは　出来んど』

町内の先輩がそう言ったのは　一月以上前です
先輩は　自他ともに認めるスイカ作りの名人
アドバイス通りに　して置けば
間違いなく　立派なスイカが出来るはずなんですが

厳しい寒さに　メジロの「お守り」
なかなか　その気にならなかったんです


“土を　混ぜんと”

畑には
去年の秋に入れた腐葉土が　「小山」になっています　
その腐葉土の山を崩し　以前の土と混ざるように
三鍬振り上げ

「よいしょ」　『グサ』　「よいしょ」　『グサ』
見学に来た　ジョウビタキに　励まされながら

「よいしょ」　『グサ』　「よいしょ」　『グサ』
していたんですが・・・・

“あっ！　あっ！　いつの間に　ウグロ（もぐら）だ”

腐葉土を置いていた場所です
畑に　直径５・６ｃｍほどの地下道が　見事？に完成しています

腐葉土の中の　ミミズを探しにきた
ウグロの所為に　違いありません

『ウグロは　植えたもんの　根を切るけぇなぁ』

ウグロが　畑に出没し始めると
植え物の「成果」は　期待できないと
母親が　よく言っていたんです


“あーあ ガックリ　タヌキに散々悩まされ
イノシシも出るようになって　今度はウグロかぁ”


「ケタケタ　ケタケタ　ヒー　ヒー」
タヌキ除けネットに止まって　鳴いているジョウビタキ

鳴き声が　笑われているように聞こえて・・・

の つもりなんですが・・・・

ふきのとうが　顔を出しました

畑の梅も咲き始めました

となると
毎年の事
少しがっかり　だいぶガッカリ　
庭に来ていた　メジロは

どういう訳か
ミカンより　畑の梅の蜜が好きなよう

「庭」に　だんだん　興味を示さなくなり
おおかたの時間を　畑の梅の木で

それでも　庭の滞在？を
一日でも長く伸ばそうと　ヒヨドリを監視し　

臼の水も 小まめに換えて

時折
庭に来た　メジロを驚かさない様

少し遠目に　『カシャ』

そろそろ
スイカ作りの準備も　始めなくてはいけないし
畑仕事に　精出さないといけないし

メジロに現を抜かすのも　来シーズンまで「お預け」
の　つもりなんですが

又　明日になれば・・・・・

あー あの頃が・・・・

縁側のクンシランが　咲き始め

月が替わって　今日は３月１日

この日が来ると　必ず思いだすのは

５０年以上前になった　卒業式の一日

受験を明日に控えて　気もそぞろ
友との別れも　そこそこに
式が終われば　蒸気機関車に飛び乗って

「お世話になります」
着いた旅館で　仲居さんに挨拶

一緒に泊まった友と　顔見合わせて
「これで　宜しくお願いします」

当時の習慣？

『旅館に着いたらのぅ　チップ言うもんを渡すんど
　　　そうしときゃあ　大事にしてもらえるけぇのぉ』

そういうものかと
親が用意の　封筒渡し

それで　
何かが変わった　とも　思わなかったけれど

『頑張って　来てくださーい』
朝には　大きな声で見送られ

結果
チップの甲斐は無く　希望通りにはならなくて

それでも
カモやメジロの日々から見れば

“あー　あの頃が　さ（３）い（１）こうだった”