9月24日(土)に オーディオユニオンお茶の水店 の試聴室(3F)にて試聴会が行われます。試聴会冒頭で、私島津が Model-1 の簡単な製品解説とデモをやらせていただきます。
・第一部14:00~
・第二部15:00~
オーディオユニオン様では、島津スピーカーを非常に高くご評価いただいており、10月29日(土)、11月26日(土)も同様の試聴会を予定して下さっております。
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閑話休題
今回の私のデモのテーマは「マッシヴな中音(※)」です。オーディオ、とりわけスピーカーシステムのワイドレンジ化に伴って、どうも中音域の質感がスカスカになってしまったのではないか、という疑問をお持ちではありませんか? 例えば、アコースティックなライヴを聴きに行った時の感想が、「低音が凄い」とか「高音がシャープ」だとか、もしもその様な感想だったら非常に違和感がありますよね? 生演奏の音の良さというものは、低音や高音ではないという事です。
音楽の表情、味わい、音力感、生き生き感、美しさ、等々の根本となる中音域の質感は、現代のオーディオでは軽視されているのではないか?・・・ 島津Model-1 は、小型とは思えない音の出方が注目されますが、しかし真骨頂は中音域の質感です。この辺り、実際に音を聴いていただきながら解説出来たらと思っております。音で説明するのは難しい事だと思いますが、試聴用音源を鋭意検討中です。
※ 「マッシヴな中音」という文言を使いましたが、良い言葉が思い浮かばなくて困っております。明瞭なのに柔らかく太く、力のある、中身がしっかり詰まった、骨格のしっかりした音、といった意味です。要するに、演奏会で聴く当たり前の自然な音(でもスピーカーでは出ない)、という事でしかないのですが!(笑)