ふかふか と もふもふ と むくむく・・・

新しく家族になった美しい兄と妹猫。妹分が加わり3匹になりました。破壊力も倍増しています。微妙な同居生活は果たして・・・

昨日の無謀さときたら・・・

2012-07-11 23:50:25 | 猫との生活
昨日、マニをゲージに戻して、一件落着。

うちのリビングは、2階にあるので、とぼとぼと上がっていくと、父が待ち焦がれていた(ようだ)

『おっ、猫、連れて来たんと、ちゃうんか。』

姉やん『うん、下で大喧嘩。あかんかったわ』

『そうか、、、いっぺん、ここに連れてきてみ~』


父は、迷い猫を連れ帰った日、2階から

『アホか~、そんなもん、盗んだとおもわれるやろ。元の場所に、返してこい!!!!(怒)』

と、叫んだことは、すっかり記憶から消してしまったようだ。

(言ったほうは忘れても、言われたほうは覚えてるんだぞぉ。。。)



『どうかなぁ、いっぺん、連れてこようか?』


玄関に戻ると、マニは、しょんぼりとゲージの中に納まっている。
扉を開けても、飛び出してくる気配は無い。

  さっきまでは、出して出してと、バタバタしてたのに。。。。。


やさしく呼ぶと、出てきたので、抱っこして階段を上がった。


すでに、階段に向かうあたりから、マニは泣き叫んでいる。

リビングに、ハンターさまが駆け込んできた。

 ヤバい、さすがに、ヤバい。

母が、ハンターさまを抱っこして、そっとマニを下ろしてみた。



  どすどすどすどすどす、、、、、


もちろん、マニの足音ではない。

でっかい猫のリリーしゃんが、現われた。



 だ、大丈夫かなぁ。


マニは、食卓の下を、へっぴり腰で動いている。


 あっ、リリーしゃんが、近づいた。



見ると、野菜かごの下に隠れようとするマニのお尻を、りりーがくんくんしている。


 あわわわわ。 と、飛び掛ったら、どうしよう。


私は、食卓の周りをうろうろ。
椅子をどかして覗き込むと、目の前にリリーしゃんがいた。


  『シャ~~~~』

口を大きく開いて、リリーがうなる。


  りりー、マニのこと、いじめないでね。。。。


心の中でお願いした。




気は優しくて力持ちのリリーしゃんは、

 シャ~~~とうなりながら向きを変えると、バタバタとリビングを出て行った。



  そう、匂いだけ嗅いで、逃亡したのだ。。。。





リリーしゃん、へたれ、決定。




『ええねんよ、兄ちゃん。テリトリーは、あたしが守るから。』

ハンターさまの責任は、重大だ。



危険なので、マニはすぐにゲージに戻した。

今日は一日しょんぼり。
若干、食欲もなくなってるけど、さっき立派なウン○を生産していたから、大丈夫そう。

時間、かけるしかないよね。

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面会は、ちょっと早すぎたみたいで・・・

2012-07-11 12:55:44 | 猫との生活
マニは、シャンプーして、ふわふわの真っ白い猫になった。

でも、排水溝に抜け毛がたまって、水が流れないくらいだったとか。
ちゃんと換毛、出来ていないらしい。

いったい、いつから飼い主のいない生活してたんだか。

まだ、首の辺りはかきむしった影響で、貧相になっているが、生々しく見えていた地肌は、うっすらと産毛に覆われているような気がする。


 よしよし、順調に回復中だなっ!!


きれいになったので、ずっとゲージにいるのはかわいそうだから、出してみた。


 ええ、ええ、認めましょう。


   遊びたかったんです、かわいいにゃんこと。

   うちに、王子と王女がいることは、重々承知しておりますとも。

   でもね、それとこれとは、別なんです。

   新しいにゃんこがいるのに、遊んでみたくなるのは当然じゃないですか!!

     ↑

     ある意味、開き直り中~ (^_^;)


夕食の後、ゲージを開けてみた。


  ぴょこっ!!

マニが飛び出してきた。



当然のように、玄関まで来た私と母の後ろには、ハンターさまがおいでになる。


マニは、小さく唸りながら、恐る恐るといった感じで、廊下を歩き始めた。


  ドキドキ、ドキドキ   ← にゃんこではなく、私の動悸(笑)


どうやら、昼間シャンプーで動いたところには、行けるみたいだ。


洗面所から、ドライヤーをかけられた、和室へ。


トコトコ歩くマニの後ろ、1メートルくらいのところを、音も無くハンター様がついて行く。


落ち着かないマニは、和室から廊下に出てきた。

当然のように、タムにゃんも後から出てきた。


うちは、1階と2階に、猫トイレを設置している。
ちょうど廊下には、フード付の猫トイレが。

マニは、入り口に手をかけて、必死でくんくんと匂いをかいでいる。


ハンターさまは、少し離れた物陰から、そっと見守っている。


 うわぁ、タムしゃん、なんてやさしい目で見てるんだろう。
 素敵、素敵。

   うちの子、最高~(*^_^*)


  なんて、甘っちょろいことを、考えてたんです。


ダメですね。

そう、人間って、なんでも忘れてしまう動物なんですね。。。。。。。。。


20年前、一匹飼いしていた、初代のリリーちゃんは、私がつれて帰ってきた初代のタムを認めるまで、一ヶ月近くかかった。

皮膚病が完治していなかったため、2階の自室にゲージを置いたとたん、
りりーは、2階に上がってこなくなった。
タムを触った手でリリーに触ろうとすると、一度も無かったのに、私に歯を剥いて、唸り声を上げた。


今、うちにいるにゃんずが、あまりにもラブラブな兄妹だから、猫がどれほどプライドの高い生き物か、すっかり忘れてしまっていたんだ。


廊下で、30センチくらいまで近づいても、余裕の様子で見守っていたハンターさまは、

マニが調子に乗って、和室に戻り、ベッドの下にもぐったとたん、、、



  豹変した。


『う~~~~』

タムは、低い声を上げると、普段、リリーちゃんに飛び掛っているのが、いかに遊びだったか、私たちに思い知らせるような勢いで、ベッド下に飛び込んでいった。




『うぎゃ~~~、ぎゃぎゃぎゃぎゃ~~』


お約束の、猫のケンカの時の声。



ドドドドドっと、2階からリリーが駆け下りてくる。



妹(人間)が、座布団をベッド下に投げ込んで、戦いは終わった。


興奮して飛び出してきたタムの背中は、モヒカン頭のように逆立ち、しっぽは噴水のようだった。


 おう、さ、さすがに、長毛猫。 ← 感心している場合ではない!



すぐに冷静さを取り戻したタムは、なんだか興奮して、目がキラキラ。
してやったりの、自慢げな表情をしている。

りりーは、タムに寄り添って、ぺろぺろなめてあげてる。


うちの子を2階に連れて行って、5分。
ようやくベッドの下から出てきたマニを、母が玄関のゲージに戻した。



   。。。。。ごめん、早まりすぎたよね。




ゲージに戻って、しょんぼりな、マニ。




鼻面には、見事な引っかき傷が。





ショックのマニ。


 ごめんね、ごめんね、私らが悪かったわ。



あれほど人懐っこく、ニャーニャーないていたマニは、今朝は悲しげな声で、ウーンと小さく鳴いた。


 ホント、ごめん m(__)m



続きは、また、夜にでも。

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