ふかふか と もふもふ と むくむく・・・

新しく家族になった美しい兄と妹猫。妹分が加わり3匹になりました。破壊力も倍増しています。微妙な同居生活は果たして・・・

パワーあふれるマニさんは・・・、同居できるのか不安。。。

2012-09-03 02:10:57 | 猫との生活
『う~、う~、あう~、、、フシャーーーー!!!!』


土曜の、目覚めの時に聞いた音だ。





『あう~、フシャーーー!! ギャギャギャギャギャーーー』 ドドドドド。。。。


日曜の、目覚めに聞いた音だ。





我が家の平和は、失われた。





金曜日、マニの抜糸の日だった。

処置は一瞬で終わったらしいが、先生に笑われた。

『うわぁ、お腹、ポンポコリンやなぁ』

保護シートにかぶれてしまったので、もう一日、エリザベス生活することになった。



 赤くかぶれた皮膚が、かゆそう。。。



金曜日に開放されるはずが、一日伸びてしまった。



その日は、今までどおり、ゲージで寝かせた。





土曜日。

のんびり眠っていた姉やんは、低いうなり声を夢うつつに聞いていた。

『う~、う~、うぅぅぅぅ~。。。。』


   タムが一人で、うなってるのかなぁ。そんなはずないしなぁ。

   ああ、暑いなぁ、でも、眠いなぁ。。。。



まどろみは、突然破られた。


『フシャーーーー!!!』



寝ぼけて飛び起きた姉やんは、なぜか携帯をつかんで、眼鏡をつかみ損ねた。。。




   な、なに?  この部屋から、声がするけど。



タムが、窓際のローボードの上で、うなり声を上げていた。


が、よく見えない目には、一匹の姿しかない。



   め、眼鏡だ、とりあえず。 ・・・携帯はかけられない。




眼鏡をかけてもう一度確認するが、窓の外に野良猫のいる様子もない。



  ・・・・・?????



そっと近寄って覗き込むと。。。




ローボードと壁の隙間に、マニさんが、いた。



マニに向かって、タムが威嚇する。



  『お母さ~ん、なんでマニがここにいるの?』



タムを抱き上げて、ベッドに放り投げた。


マニが、隙間から、ぴょこんと飛び出してきた。



母『朝から、下の和室において扉を閉めてきたのに、いなくなったのよ・・・』




エリザベスも、保護シートも外れたマニさんは、驚くほど身軽だ。


とりあえず、マニを母に預けて、タムの様子を確認する。




それほど興奮している様子もなく、威嚇だけで終わったようだ。




   ドキドキドキドキ。。。


長年、猫と暮らしてきたが、あまり、ケンカの場面には居合せたことはない。

目が覚めてしまった。




もう一度、マニは和室に閉じ込められた。

餌も水もトイレも、和室に用意してあった。

ずっと狭いゲージにいたのがかわいそうで、朝から用意したらしい。


これなら大丈夫だよね。



マニは朝から、父に甘え、母に甘え、必死にグルーミングをしたらしい。

緩やかに別居生活しながら、うちの子となじんでくれたらいいんだけど。



上のリビングで食事の用意をしていると、ひょっこりマニが入ってきた。



   ??????????



ご機嫌で、ソファの父に甘える。




  どうやら、マニさんは、引き戸が開けられるらしい。




とにかく、自由になって、邪魔なエリザベスもなくなって、ご機嫌なマニは、、、かわいい。




みんな家にいることだし、とりあえず自由にさせてみた。







うちの子が、リビングに入ってくる。


マニがいる。


一瞬、固まる。


が、気にしないことにしたようだ。




マニも、そっと近づいたりしている。



その後、うれしそうに家中を駆け回るマニを、タムが必死に追いかける。

リリーもついてくるのだが、飽きるとどこかにいってしまう。




そうして、時々人間がついて回って、その後大きな問題は起こらなかった。



猫は、寝こだそうだ。

一日の大半を、眠っている。



が、マニも、ついて回るタムも、今日は寝不足だろう。



夕方、さすがに眠くなってきたのだろう。

マニは、リビングのソファで眠ってしまった。

クーラーの風が当たるので、タオルをかけてみた。




涼しいのが、好きみたいだ。

長い時間、ここで眠っていた。




真ん中が丸く開いた、座布団。

ぴったりとはまっている。






土曜日の夜。

もしかしたら、うまく同居できるかもしれないと、家族で喜んだ。



夜は、母が下の和室に連れて行った。

うろうろしていたが、電気を消して『おいで』と呼ぶと、母にくっついて、朝までベッドで眠ったそうだ。




日曜の朝、あまりのかわいさに、メロメロになった両親は、このまま飼おうかと話し合っていたそうだ。




ちょうどその時、二階から猫の争う声が響いてきた。




 『う~、ギャギャギャギャギャーーーーー!!!』




妹(人間)の目撃証言によると、はじめ、うなり声は二階の廊下で始まり、リビングで争う声に変わったそうだ。

『コラッ』

妹(人間)の大声に驚いた二匹は、廊下に飛び出し、姉やんの部屋に飛んできた。


またしても、寝ぼけて携帯をつかんでベッドから降りた姉やんは、かたまりが飛び込んくるのを見ても、呆然と立ち尽くすばかりだった。



  ボスン



左足に、やわらかいかたまりがぶつかった。


かたまりは、二つに分かれた。


ひとつが、姉やんの足元を通り過ぎて、ベッドの下に隠れた。

もうひとつが、向きを変えて、走った。




逃げたのは、タムだった。




リビングから出てきたとき、マニが、タムを追いかけていたらしい。。。。




   。。。ど、どういうことやねん???




タムの背中からお尻の辺りの毛が、湿っていた。

グルーミングか、噛み付かれたのか。。。


二匹の顔に、傷はない。





タムは、興奮しているというよりは、



    ビビッていた。 残念ながら。





マニは、思いっきり怒られて、ゲージに入れられた。



かわいそうだが、日曜日は一日中、ゲージから出してもらえなかった。



朝は興奮して暴れ周り、ゲージの中でトイレをひっくり返したらしい。



だが、一日中、声もかけてもらえず、近くを通る人間にも無視され続けたマニは、すこしだけ、しょんぼりしていた。





メス猫同士、張り合ってケンカする話は、よく聞く。

でも、まさか、デッカイうちの子が、ビビッてしまうとは思っていなかった。

やっぱり雑種とはいえ、長毛種。

性格が優しいのかもしれない。




優しいで片付けられないのが、でっかい兄さんのリリーだ。

少しやせたが、6.5キロはある。

迫力満点だ。



が、日曜の朝の争いの後、妹(人間)が部屋に戻ると、布団の上で見事に


    伏せっ!!!


の体勢で固まるりりーがいたそうだ。



ビビリながらも戦う、ハンターさま。

布団の上で伏せる、へたれさま。



そして、ちびっこ戦士の勢いは、止まらない。



そして、姉やんの左足には、引っかき傷が残った。

小さい傷だが、ちょっと痛い。

手首の傷が癒えたのに、また、猫の争いに巻き込まれて負傷してしまった。。。(ほんの軽症だが)






これから、どうすればいいんだぁ。。。。。



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