ふかふか と もふもふ と むくむく・・・

新しく家族になった美しい兄と妹猫。妹分が加わり3匹になりました。破壊力も倍増しています。微妙な同居生活は果たして・・・

猫のいる、夜

2011-05-29 12:25:42 | 猫との生活
突然、環境の変わった猫は、落ち着かなかった。


そして、突然、環境の変わった人間も、落ち着けなかった。



兄妹一緒だったからか、性格なのか、怖がることも無く探検、探検。
くるくるとリビングを回り、テーブルに上がり、調理台をチェックし、ソファを眺め、、、サイドボードに乗せてやると、予定通りぴょんぴょんと、本箱の上まで上がってました^^

そして、廊下に出て、和室。

ここは、猫のためにいろんなグッズが並んで、広々とした環境。

狭い隙間や、衣装ケースの上など、、、


そうそう、猫がツボるところって、こんなところだったよね。


今の家に引っ越してきたとき、前の猫はどちらもおばあちゃんだった。
15歳くらいだったので、走り回ってはいたが、あまり高いところには興味を示さなかった。
でも、若い頃は、冷蔵庫の上にぴょんぴょん飛んでいたよね。

そう、家に来た子は、一歳半くらい。

身軽さが、違う。


体は、施設で見たときの記憶より、大きかった。

リリー(兄)が、4.3キロ、タム(妹)が、3.3キロ。

う~ん、過去、タム一世が一番丸々太っていたときが、4.2キロくらいだった。
やっぱり、家の二匹は、小さかったんだね。


で、4.3キロと、3.3キロが、ひらりひらりと長い尻尾を振りながら、廊下を走り回っている。




すごい!!!


うちに、猫がいる (涙)


書類を書いて手続きしている間に、妹(人間)が調子に乗って、最強・猫じゃらしを片手に、リリーとタムに挑戦を挑んでいた。

一生懸命書類を書いているのに、隣の和室からは、ドタンバタンと猫の走り回る音が。


 ず、ずるい。。。


無事、手続きも終わり、たくさんのお土産も、持って帰っていただいた。


猫缶を開けると、リリーはさっそく、むしゃむしゃ。
食べっぷりが、違う。

タムは、なんだかテンションが上がってしまって、とにかく走り回っている。

なんか、そういうところも、タム一世にそっくりだぁ。。。


タム一世は、フルネームがとても長かった。
だって、血統書つきのお嬢様だったんだもん。
【○○(うちの名字)・ハニーレディー・パトリオット・バミ・タムタム】

おお、今みても、由緒正しき名前だ。

ハニーレディーは、血統書に記載された名前。
バミは、バーミーズだったので、ペットショップで呼ばれていた名前。
タムタムは、私のつけた名前。

そして、パトリオットは。。。

時代が反映されている。
毎日、ニュースに登場していた、イラン・イラク戦争。
そこで飛び交っていた地対空ミサイルが【パトリオット】!!

で、うちで直線をすごい勢いで走り回る猫についた別名が、パトリオット。

タム二世は、なんだか、そんな、勢いがある。


そして、みんな寝静まった深夜。

寝れないタムは、ニャーと、部屋に呼びにくる。


とにかく、人懐っこい。

二匹とも。


施設に来た経緯をうかがったが、悲しい過去。

遊戯施設の近くに、段ボール箱に入れてガムテープでふたをした状態で、見つかったらしい。
そのときが、一歳くらい。
じゅうぶんに、恐怖心が分かるくらいに成長してから、捨てられていたそうだ。
発見者も飼えず、施設もすぐには引き取れず、数日間、遊戯施設の事務所で預かってもらって、ようやく保護されたそうだ。

人間不信、、、とまでは、いかないと思いますが、、、
と、スタッフさんの言葉。


何か事情があったんだろうが、こんな可愛い猫を、そんな風に手放すなんて。。。


でも、いいの。

だから、うちに来たんだから。


で、ニャーと鳴いて、とにかく、かまえ、かまえと騒がしい。

寝不足の日々が続く。。。


あんたらは、昼寝、し放題やから、いいやろうけど。。。
人間は、働かなあかんねんで。

猫の食費も、稼がなあかんし!!


夜は、寝てや。。。





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