今日は休み
ゆったりと過ごした
工具をいじったり本を読んだり動画を観たり。
午後に設備屋さんが来て
先日漏水を起こしたボイラーが
たぶんまだ使えるという事だったのでホッとした。
ただし給油タンクはボロボロなので
新しいのを発注した。
「やさしいねこ うちの ぽー」という本を読んでいたが
家にも優しくて弱い猫「シャロ」が居たことを思い出す。
シャロは野良のオス猫
多くの兄弟と一緒に
腹を減らしながらも元気に暮らしていた。
シャロは喧嘩が弱くて
逃げてばかりの一番弱いメス猫にさえ追い詰められていた。
その後に生まれた小さな猫たちといつも遊んでいて
小さな猫たちとじゃれ合うときも
すぐに降参のポーズで腹を上にして負けていた。
だから子猫たちは調子に乗ってシャロに飛びついたりして
とても楽しそうだった。
シャロは一度も威嚇のポーズを取ったことがなく
まるで怒るのを知らないまま育ったような猫だった。
私が朝起きて外に出ると私の前まで来て寝転がりながら
撫でてくれるのを待っていた。
本当に可愛い猫だった。
でもある日からぱったりと姿を見せなくなってしまった。
野良猫だから危険も沢山ある
いつか会えなくなる日も有るだろうという覚悟を決めて
猫達を見ていたが
シャロが居なくなったのは本当に寂しかった。
あんなに優しい猫は今まで見たことがなかったから。
朝、私を出迎えに来てくれたシャロ。