お話

日々思いついた「お話」を思いついたまま書く

ちょっとしたジョーク 1

2008年12月20日 | Weblog
看守達がジャックの収容されている独房の前に集まっている。
「どうしたんだ?」
刑務所の所長がやってきて聞いた。看守の一人が困り果てたように答えた。
「今日、ジャックの死刑が執行されるんですが、独房に立てこもって『死刑にするなら、ここで死んでやる!』と叫んでいるんです」



武器を構え直してジャックが言った。
「悪いな、消えてもらうぜ。お前には何の恨みもないんだがな・・・」
「ジャック、やめて・・・」
女が言った。ジャックは女を見た。女は続けた。
「ハエに殺虫剤のスプレー缶を向ける殺し屋ごっこは!」
「はーい、ママ!」
ジャック坊やは素直に答えた。



【存在したら面白いもの】
・ 献血好きな吸血鬼
・ かくれんぼの下手な透明人間
・ 高所恐怖症のため箒で空が飛べない魔女
・ 変身した後、満月に向かって腹鼓を打ち出す狼男


           著者自註 
 これらは「ウェブ拍手」に載せた「拍手を下さった方用のおまけのジョーク」です。拍手がある数(この数は内緒)を越えると新しいものと入れ替えるのですが、役目を終えたこれらを捨てるのもかわいそうだと言う事で、ここに披露いたします。新作は「ウェブ拍手」に掲載していますので、宜しければ“ポチッとな”。



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