思い付きブログ

パイレーツ、あらしのよるに(ジャングル大帝レオも)の感想

 春アニメの感想の続きです。

●「モーレツ宇宙海賊(パイレーツ)」

 いくら訓練成績が優秀だとしても、実戦経験のない女子高生がいきなり海賊船の船長になって戦い、ベテラン乗組員を驚かせるような戦術で危機を乗り越えるとか、そんなあり得ないだろうという設定はアニメには良くあることなので置いておくとして。

 ももいろクローバーZの歌のPVが笑えました。CSの音楽番組では、まだチャートの100位以内に入っていて、人気の様子。
 ももクロは、他の曲もコメディーな歌と変わった衣装が多いアイドルですね。CDとかを買いはしませんが。


 さて、冬期から続くものの、中間の感想でも書きましたが、やはり、ここが通常の萌ポイントなのだろうというところはいくつもあったものの、全体的に、物語的にも萌的にも好みのところが少なく、結局、クーリエ(cv堀江由衣)が少し良かっただけでした。

 しかし、普段は牛乳瓶めがねの変な声で、船外での仕事の時はめがねを取って、おめかしし、金髪美人になって道行く男共の視線を釘付けにするとは。
 声まで美人声になるとは。
 そのシーンは2回あったかな。


 ただ、それで萌えさせようとは、ちょっと、あざとい感が。

 見事に引っかかってやりましたけれど。。。。。


●「あらしのよるに ひみつのともだち」に「ジャングル大帝レオ」も交えて

 夏期も続きますが、珍しく、夕方の、こんなアニメも見てみました。

 嵐の夜に雨宿りした枕小屋で、可愛い子羊のメイと、獲物を捕るのが下手なヘタレの狼のガブが一緒になり、互いの素性に気付かずに、あっという間に意気投合し、「あらしのよるに」を合い言葉として次に合う約束をし、合ってびっくり。被捕食者と捕食者だったと。
 でも、すぐに友達になったと。

 仲間に隠れて逢う2匹。2匹の微笑ましい交流と、バレないかのスリルを楽しむと。



 さて、手塚治虫さんの名作の1つ、「ジャングル大帝レオ」では、ライオンのレオがボスで、肉食動物も草とかを食べて肉を食べないという非現実的な設定で、草食動物と共存すると。

 一方、食べたいのに肉を食べない肉食動物にも不満はあり、仲良くとまではいかないところは、とても現実的で。まとまった場所にいるけれど、あまり交流してはいない、融合してはいない、互いにいくらか距離を置いて暮らしている、サラダボウル理論のような感じ。

 ところで、肉食動物より草食動物の方が多産なのは、肉食動物に補食されることが前提なので、肉食動物が草食動物を補食しないと、草食動物が増えすぎて生態系のバランスが崩れちゃうのですけれど。

 例えば、草食動物が増えすぎれば草を食い尽くし、草が無くなれば木の葉っぱを食い尽くし、そして木が枯れ、ジャングルや草原は砂漠に向かうのですけれど。砂漠になれば、肉食動物も草食動物も、そうそうは生きていけませんけれど。

 さて、設定は笑っちゃうくらい変とは言え、「ジャングル大帝レオ」はそれだけの話ではなく、私利私欲に取り憑かれた人間の愚かさ、レオや動物達を守ったり助けたりする人間の優しさ、助け合う動物達、殺し合う動物達、人間と動物との理解と共存の可能性、動物同士での理解と共存の可能性など、様々なものとの共存とか、考えさせられるアニメでした。


 原作や映画とかは知りませんし、原作に沿った話なのかも知りませんが、「あらしのよるに」は、2匹だけの楽しい話にとどまらず、もう少しひねったり、もう少し壮大な話になるのだろうか。

 このまま、普通に子供向けの楽しいアニメということで終わるのでしょうね。


 見続けられないかも知れない。。。。。

 井ノ上奈々さんが、もう少し出ていればなあ。

コメント一覧

shin
http://yaplog.jp/shin99shin/
>ざっくさん
 モーレツは、ミニスカどまりにした良心は誉められると思っていますが、それ以外は、、、、、


 釘宮さん、堀江さんが出ていても、中々、、、、、
 ただ、夏期はアニメが少なそうなので、何となく見続けるかも。
ざっく
http://yaplog.jp/rockgamer/
モーレツ宇宙海賊、まだあと3回分ほど観てないです。
「西方武侠アウトロースター」に似てるな~と毎回比べてしまうんですが
アウトロースターと比べるとかなり質の悪いアニメに見えてしまう。

あらしのよるには、釘宮理恵と堀江由衣が出てるだけで、頑張って観てます。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「  アニメ2012年感想等」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事