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JKめし!、おそ松さん 感想

【ネタバレ】
2015秋から2016年冬放送のアニメの感想です。

◎「JKめし!」(全26話、5分枠)

総合評価3点(5点満点)

3人で勉強しつつ、視聴者にとっても勉強になりつつ、でも、特にルリ子はやる気がなくて、麗奈がどこでも手に入るもので食事を作り、それを3人で食べると。

女子高校生達を微笑ましく見守ればいいのでしょう。勉強、少しコミカルな日常会話、ごく簡単な食事作り、ということで、短いこともあって、上手くまとまってそれなりに楽しめます。

佐伯麗奈(cv原奈津子)、朝比奈涼香(cv藤田奈央)、五十嵐ルリ子(cv徳井青空)など。





◎「おそ松さん」(全25話)

総合評価3.5点(5点満点)

世評も高く、特に女子に大人気のようですし、楽しかったですが上記のような点なのは、微妙な好みの違いです。

松野家の、20代半ばでもクソニートの六つ子の、上から、おそ松(cv櫻井孝宏)、カラ松(cv中村悠一)、チョロ松(cv神谷浩史)、一松(いちまつ)(cv福山潤)、十四松(じゅうしまつ)(cv小野大輔)、トド松(cv入野自由)のほか、
六つ子が憧れていてアイドルを目指しているけれど性格はかなりゲスなトト子(cv遠藤綾)、「シェー」で嫌味なイヤミ(cv鈴村健一)、「てやんでぇ、バーロー、チクショー」なチビ太(cv國立幸)、「ダヨーン」なダヨーン(cv飛田展男)、デカパンをはくデカパン(cv上田燿司)、大金持ちのハタ坊(cv斎藤桃子)など。




○ 1話。いきなり、白黒で、画面サイズがブラウン管の4:3で、昭和のギャグ連発で、原作の「おそ松くん」っぽく。
カラーになって、六つ子が今風の美男子キャラになって、人気アイドル歌手になって、最近人気のアニメのパロディを分かりやすく織り交ぜながら。でも、少し気を抜くと白黒で昭和の絵に戻ってしまうとか、結局いつまでも格好良く変身し続けられなくて、次回からどうすると頭を悩ませると。
昭和のキャラデザインに戻ると。

バカボンのパパのような赤塚先生の写真が落ちてきて、六つ子がごめんなさいと土下座したり、次回からはちゃんとやるとも言っていましたが、最終回は「これでいいのだ!」と言ってくれるのかと思ったのですけどね・・・

なお、2015年11月初めの情報では、1話はBDには収録されず、新作を作って1話とすると。パロディをやり過ぎて怒られたのでしょうけれど、もしかしたらそうやって話題になるように仕向けてTVを見てもらおうとしているのか知れません。


○ 2話。1話は番外編のような感じなのでしょうかね、2話からは普通にギャグでした。
無職の六つ子の職探し。みんなやる気なし。クズでニートですね。


○ 9話後半。女子が崖から飛び降りようとし、浜辺で素振りをしていた十四松が波にさらわれて女子に助けられ、十四松は惚れると。仲良くなり、告白するもふられ。

おそ松は18禁コーナーのDVDを借りようと物色中でしたが、様子からしてその女子のものだったのでしょう。
新幹線で故郷に帰る女子、窓の外から追いかけ、笑わせる十四松。いつの間にか十四松のリストバンドをしていた女子。

素直に解するなら、騙されてAVに出て、あるいは、自分の意思だけどそれでも借金が返せず、落胆して自殺しようとしたが、バカな十四松を見ていたら自殺をやめる気になった、十四松は気づいていない、おそ松は気づいた、といったところでしょうか。リストバンドは、リストカットするような心の傷を十四松が癒したことの暗示とか。

少しひねって解するなら、AVに出ていたのは おそ松が好きな人か好きだった人で(応援していたアイドルの類も含む。)、女子は単に高いところor観光地が好きなだけで特に悲しんでいたわけではない、手首はリストカットではない別の理由でのキズ、といったところでしょうか。


これまでのギャグアニメという流れからすれば、素直な理解をすると良い話になってしまうので、それでは面白くないと思うのですけれど。


○ 最終25話。松野家が「センバツ○○○○大会」に選抜され、何やら凄い大会らしいですが、反則ありの野球の様子。
めちゃくちゃな野球で、何とも言えず。なぜか優勝しましたが、どのように凄い大会なのかも分からず、ルールもよく分からず。

六つ子メインの物語としてはシュール。


○ 下ネタやゲスなギャグ、シュールでナンセンスなギャグなど、楽しかったです。

ただ、女子に大人気だったし、今でも大人気の様子ですが、さて、何故なのでしょう。

人気男性声優ばかりだから、ギャグが面白いから、というのは思いつきます。
単に人気声優をそろえれば人気が出るわけではないですが、少なくとも最初の数話を見るキッカケにはなります。

六つ子の顔は似ていますが微妙な違いはあり、それを見分けられることに面白さや優越感を感じている人もいそうです。性格は違いがかなりハッキリしていますが。

キャラの外見は三枚目ですし、性格はゲスですし、下品な下ネタが多いですし、それでも女子に人気なのは分かりにくいですが、女子が下品な類のことが嫌いなわけではなく、世間体等から対外的には抑えている人も多いのではと私は思っているので、その抑えを外す人が多かったくらいに良かったアニメということなのでしょう。

ダメダメな男性への、俗にいう「母性本能」というのはありきたりですが、一因ではありそうです。

結論としては、私が好きなアニメの好きな理由も同程度くらいにしか説明できませんから、理由なんてその程度でいいのでは、というところです。

アニメジャパン2016にて。






【shin】
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