ラストエグザイル

　冬アニメの感想の続きです。

●　ラストエグザイル　銀翼のファム

　秋から続くアニメ。

　人気声優が沢山なのは良いけれど、多過ぎて。
　キルミーベイベー程に少ない必要はないけれど、キャラが多過ぎると話が分かりにくくなってしまうので。



　大国が、世界平和のために世界統一が必要と考え、管理された世界が必要であると考え、戦争をしかけて侵略を行うと。

　それが正義であると。

　当然、沢山の人が死ぬと。



　一方、ファムらは、そんな正義より、夢かも知れないけど、理想でしかないかも知れないけど、戦争をせずに、自由に仲良くしたいと。

　いつまでも仲良くは出来ないかも知れないとしても、平和が壊れても誰かが思いを繋いでくれると。



　前者について、人口が減って世界統一が出来ても、いくら管理を強めて
も、人が増えれば、経済が発展すれば、交流が増えれば、人の考えは多様性を増して、自由を求めるとともに、また分裂と対立の方向に向かうんですけどね。

　それまでの間に、新しい知恵が出れば良いんですけど。
　一時的な平和はありましたけど、永久の、半永久的でもいいですけれど、そんな平和はありませんでしたしね。
　これまでの人間の歴史では、それが出来ていませんけれど、わずかでも、期待はしたいですけれど。



　一方、後者について、そうなればいいですけどね。いいですけどね、結局は前者とほぼ同じ理由で、そうなったことがないのも歴史ですしね。





　このアニメでは、最後には、一応、ファムらが勝って平和になりました。




　その一時的な平和の中で、新しい知恵が出てくると良いですけどね。