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「バクマン。」3期感想。アニメ化して結婚できたのは良かったけれど・・・

 2012年秋から2013年冬のアニメの感想です。
 まあまあでした。1期、2期よりは楽しめました。


◎「バクマン。」 (第3シリーズ)



 漫画家としては成功と言えるレベルに達しているものの、アニメ化がなかなか決まらず、掲載誌でなかなか人気投票1位が取れず、意外と苦労しています。


○ さて、限定したネット住人からアドバイスをもらって自分の漫画をより良くするというライバルが現れ、結局、彼は失敗しますが、それをまとめる力量なり、取り入れるべきは取り入れてそうでないものは取り入れないということが適切に出来ればより良い漫画になるのでしょうけれど、意見が取り入れられないとふて腐れる人も出るでしょうから、なかなか上手くいかないのでしょうね。


○ そう言えば、以前から活動している有名なシンガーソングライターに、ファンから巷の流行りについての情報をシステマティックに吸い上げ、それを基に半歩から1歩先の流行を取り入れた歌を作っていると噂されていた歌手がいます(今でもそうしているのかや、今でもそうしているとの噂があるのかは、知りません。)。

 その歌を聞くと、その狙い澄ました感が少し引っかかり、聞いていて何だか良く分からないけれど何かが違うような、あざとさというか、そんなものを感じたものです。


 そんな感じは週刊少年ジャンプのアニメ作品の多くにも感じられ、それがジャンプのアニメは今一つ好みに合わないものが多いと感じている一因かなあ、と思っています。
 (一番の原因は、主たる対象としている読者の年齢層が少し低いということからくる、話について行けない感ですが。)


 自分の期待に応えてくれるものを求めている人には良いのでしょうけれど。
 私は、私の期待に応えてくれるものも一定程度は求めていますが、それ以上に、私の期待をいくらか裏切ってくれるもの、いくらか上を行ってくれるものを求めているからだろうと思います。
 そういう姿勢は、アニメを含めた物事の発展には必要なことだと思います。
 あまりにも裏切られたり、上を行かれると、ついて行けないとか理解できなくなることもありますが。


 ジャンプにはアニメ化された作品が多いこともあってか、好きなアニメも多いですけれど。


○ 「福田組」の皆が連載していたり、漫画家としてそれなりに成功しているのは出来すぎですが、編集部の意向に反して人気絶頂のうちに自分の連載を辞めた新妻エイジ(cv岡本信彦)とか、1、2期よりは紆余曲折があり、その紆余曲折すら計算づくでしょうけれど、それなりに楽しめました。


○ ようやくアニメ化が決定し、漫画原作者の真城最高(cv阿部敦真)と高木秋人(cv日野聡)は、真城が付き合っている亜豆美保(cv早見沙織)をヒロインの声優に希望したものの、その前に真城と美保が付き合っていることを他の声優がバラしてしまい。

 嘘はつけないと言うことで美保はラジオで交際宣言をしました。


 アニメや声優ファン、そしてアイドルファンには、応援している者が異性と付き合うことを嫌うファンが多いというか、若いファンには特にそういうファンが多いのではと思います。別れろと脅迫したり、大好きが転じて大嫌いのアンチになって迷惑をかける元ファンとか。

 そんなありがちな幼いファン心理はいい加減にして、ファンを辞めても良いから迷惑はかけるな、と思います。

 このアニメでは、一部にアンチは残ったものの、公開オーディションで多くのファンの理解が得られてヒロインを演じることが出来ましたが、出来すぎ。以前ほどではないにしろ、世のオタクはそんなに心は広くないでしょうに。

 (因みに、私が大好きな数人の声優は30歳代や30歳近くですが、さっさと結婚し、声優を続けてほしいです。)


○ しかし、真城が原作のアニメのヒロインを演じられたら結婚し、それまでは会わないという中学からの真城と美保の約束というのは、「愛」の純粋性を高めるためには効果的なのかも知れませんが、実際に2人で生活をする「現実」という段階になると、2人とも他の異性と付き合ったことがないこともあり、いろいろと小さな衝突が起きそうな気がしますけれど。

 その小さな衝突が大きな衝突になって別れることになるというのも、よくある流れですけれど。



【shin】
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