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2025/01/05 sun
前回の章
考えないようにしていた。
ひさすら身体を動かして、汗を流せばいい。
仕事も真面目にちゃんと行き、腹が減ったらご飯を食べる。
眠くなったらちゃんと寝る。
小説…、うーん、少し今は無理だな……。
少しじゃない。
当分無理だろうな。
俺は馬鹿なんだから、深く考えるな。
シンプルに生きればいい。
「……」
駄目だ。
苦しくてどうしょうもない。
割り切ったつもりでいた。
でも、無理だ。
女々しい。
本当に俺は女々しい。
こうなったらミクシィで女性陣にぶちまけて本音を聞いてみよう。
【女性マイミク限定記事】威勢のみなさまの意見を聞かせて下さい
二千十一年五月二十三日。
※この記事は非常に格好悪い俺自身の心境を込めた記事です。
でも…、だからこそ女性であるみなさんの意見を聞きたいなあと思い、書く事にしました。
二千十一年二月十一日。
当時新宿へ仕事へ行っていた俺は、地元でバッタリ知り合いの社長と遭遇。
そのまま高級飲み屋へ拉致されるように連れて行かれる。
確かに高い(ワンタイムで約一万円は最低掛かる店)だけあっていい女揃いの店。
この時横に座った子からプライベートの連絡先をもらった俺だが、やらなきゃいけない事があると自身に言い聞かせ、もったいないなあと思いながらも丁重に断った。
四月六日。
きっかけはたまたま店に飲みに行った事から……。
前回社長に連れて行かれた店に、また連れて行かれた俺。
また出会った女性、美咲。
本名を福田真奈美。
俺よりも十三歳年下の二十六歳。
かなり綺麗な子だなあと素直に思った。
翌日、彼女からこんなメールが届く。
蓮の美咲です。
昨夜はありがとうございました。
熱く語ってしまいましたね。
岩上さんがどんなご職業でどんな方なのか、いろいろなお顔がありすぎて謎ですが、とても興味深いです。
本来、一人に一つの人生を何人もでやりくりしているような。
きっといろいろな世界を御知りなんだと思います!
いろいろ勉強させてくださいね。
これからよろしくお願い致します!
福田真奈美
それから彼女は毎日のようにメールを一日十件以上送ってくるようになった。
もちろんこんな美人な子から連絡をもらい、当然俺だって悪い気はしない。
でも、今は自身の身体を元に戻し、もう一度リングへ……。
そんな想いが強い為、返事を返してはいたが、あまり本気にはしていなかった。
一週間ほどして彼女がもっと俺を知りたいと色々言うようになり、本を買ってきますと言うので、そんな事をするならと俺は『新宿クレッシェンド』を彼女へプレゼントする。
ほぼ毎日時間を削ってたくさんの連絡をしてくる彼女に対し、少しばかり興味を抱くようになっていた。
彼女から『岩上さんとデートしたい』……。
そんなメールが不意に届く。
理由を聞くと『素敵だから』。
『四十前の男をからかうな』と返すと『四十歳? 私にとって恋愛対象なんですけど』とハッキリ言われる。
夜の顔とは別に、医療事務・医療オペレーター・フードインストラクター・フードプランナー・調理師・損害保険取扱責任者などの資格を持つ彼女。
俺も料理はよくするので会話が非常に噛み合う。
春という季節も手伝ってか、新しい出会いかなと感じるようになった。
以前付き合っていた女性と別れたのが岩上整体開業時だから、彼女を作らなくなってから四年半ほど経つ。
こういう子だったらいいかなと思う自分がいた。
五月二日。
【久しぶりに凝った弁当を作ってみるの巻】
この料理を作ったのは純粋に彼女が俺の手料理を食べたがっていたので作ったもの。
プレゼントすると、彼女はとても喜び、十枚以上食べているところの過程が分かる写真を撮って送ってくるほどだった。
そういえばいつ、誕生日なんだろう……。
聞くと今月の二十一日だと言う。
双子座の彼女。
俺は、自然と風景が頭の中に思い浮かび、ジェミニの絵を描いてみた。
データで送ると彼女はとても喜んでくれたので、十年以上経つけど今度はパソコンで描いた絵でなく、手書きでやってみようかな…、そう感じた。
彼女から連続でこのようなメール(五月六日)が来る。
岩上さんと会えたの運命かもね!
これから末長く宜しくね。
すぐ終わる関係なら私いらないと思ってます。
こんな馬鹿な私だけど、宜しくね。
福田真奈美
ありがとう。
私、多分岩上さんに良いところしか見せてないから、ワガママなところとか、どうしようもないところとか、たくさんあるから。
甘えちゃっても嫌わないでね。
福田真奈美
なんだかこうして岩上さんとメールするだけで嬉しい。
福田真奈美
岩上さんが素敵な人だからだよ。
私も今までいろいろな方と知り合いました。
学びました。
楽しい事、良い事は共有出来て当然。
辛い事や悲しい事も心分け合えそうな方じゃなければ、わたしはお付き合いしません。
福田真奈美
ありがとう。
私、生きてで良かった
今、そう思ったよ。
岩上さんありがとう。
今日は疲れたから、休むね。
また明日メールしていい?
福田真奈美
こういう子なら、本当に付き合ってもいいかな……。
どんどん自分が彼女に対し、惹かれていくのを自覚していた。
彼女からのメールは連日続く。
子供の目を真っ直ぐ見られない大人にはなりたくないよね。
傷つけられるより、傷つけた方が何年も辛い。
気をつけて飲みにいってね。
飲み過ぎ注意だよ!
福田真奈美
こんにちは!
昨日は、雨に濡れて体が冷えたせいか、微熱と倦怠感がどうにもならなくて、化粧して支度していつでも出て行ける格好はしていたのですが、悪寒がひどくて結局蓮をお休みを頂きました。
ぶっちゃけ性行為なんて一切してないのに整理がもう二週間以上遅れてて… 、季節の変わり目だからかな?
あまり体調がよくないです……。
今日は母の日だね!
今日はまだ体調が良いので、母の日のプレゼントとして炊飯器とカーネーションを買いました。
喜んでくれてるといいなぁ。
福田真奈美
生理来た……。
あとは、順調に一週間くらい続く事を祈るばかり。
よかった。
始めから妊娠は疑ってないけど、子宮の病気じゃなくてよかった。
福田真奈美
さて、彼女の誕生日はどうしようか?
欲しいものを聞くと、また俺の料理が食べたいと言う。
もちろん彼女は夜の仕事もあるだろうから、俺は誕生日か前日…、少しでいいから時間を作ってほしいと伝えた。
心を込めて、彼女が望むものを作ろう…、素直にそう思ったから。
すると……。
美味しそー。
グラタンとミネストローネ楽しみ。
岩上さんごめん。
二十一日はバタバタだろうから、二十日にって思ってたんだけど、よりによって…、二十日お客様の誕生日で……。
私がその誕生日の方に指名を頂いてる訳じゃないんだけど、いつもご贔屓にして頂いていて、キャストとお客様合わせて十人くらいのお祝いの集まりに私も参加しなくちゃいけなくなっちゃって。
二十日、二十一日はちょっと無理そう。
福田真奈美
ごめんね。岩上さん気分悪くしたよね。
時間作ろうとはしたんだけど……。
二十日、二十一日以外ならなんとか時間作るから。
福田真奈美
こんなメールが連続で届く。
俺は何故少しの時間すら作れないのだろうか?
そんな疑問が渦巻き、返事を返さなかった。
嫌われちゃったね……。
ごめんね。
福田真奈美
このメールが来たので『嫌う嫌わないじゃなく、縁がなかったんだなって感じた』と返す。
やっぱり水商売の女なのかな…、そう思ったから。
時間が…、五時くらいなら大丈夫なんだけど、岩上さんが無理でしょ?
福田真奈美
ごめんね。
せっかくの気持ち傷つけてしまって……。
でも、その時間でよかったらゆっくりは出来ないけど本当に大丈夫だし、せっかく私の為に用意してくれたもの受け取りたいです。
福田真奈美
少しの時間すら作れないのに、何故俺にまだ関わろうとする?
だから素直に聞いた『何故まだ俺に関わる?』と……。
逆に何故関わらずする理由があるの?
岩上さんと話してると心地良いし、バイバイしなきゃいけない理由なんてある?
福田真奈美
だから『君はたくさんの男性から誘いあるでしょ? 俺にこだわらなくてもいいじゃん。時間取れないぐらい忙しいみたいだし』と、そう冷たく返した。
確かに来週も予定はカツカツ。
でも、理由は……。
一、免許の更新。
二、調理師書類の作成、提出。
三、引越しの支度。
四、市役所への手続き、自分の誕生日。
五、仕事。
男性と遊んでるわけじゃありません。
福田真奈美
自分を分かってもらいたいのか、必死に連絡をしてくる彼女。
それでも俺は素っ気無い返答しかできなかった。
一番時間が無い時に、岩上さんと知り合いました。
まだゆっくり出来る目処が立たない状態です。
ごめんね。
わかりました。
福田真奈美
このメールが来た時、さすがに罪悪感を覚えた俺。
なので『プレゼントはどうする? せっかく君の為に用意したものだし、少しでも時間作ってくれたのなら、渡したい』、そう自然と返事をしていた。
このやり取りをしている時(五月十五日)、友達と酒を飲んでいる最中だったけど、俺は彼女を信じてみようと決め『色々あったけど、やっぱり俺は君の事が好きなんだと思う』と初めて自分の気持ちを伝える。
照れるじゃないですか そんな改めて言われたら。
福田真奈美
大切に出来る様に… もっと岩上さんを大切にしたいと思います。
福田真奈美
翌日(五月十六日)突然だったけど、俺は彼女を食事へ誘う。
一緒にいたかったから。
美咲は快く返事をくれ、車で迎えに行き、食事を楽しんだ。
十七日になって俺は、師であるジャンボ鶴田師匠の命日が十三日で過ぎていた事に気づく。
恥ずかしい話であるが、彼女との一連のやり取りですっかり忘れていたのだった。
彼女の誕生日が刻々と近づき、俺は再確認してみる事にする。
もちろんプレゼントを渡す時間帯の件で。
岩上さんの都合で大丈夫だよ。でも、六時には行かなきゃ行けない。
福田真奈美
こんにちは。
料理も作って頂けるのなら頂きます。
福田真奈美
ありがとう。
楽しみにしてるね!
その日はちょっと忙しいから、受け取ったら翌日のご飯にさせて頂きます。
もしかしたら受け取るだけで話す時間無いかもしれないけど大丈夫?
午後一で行かなきゃ行けない所ができて、早く終わればいいんだけど……。
福田真奈美
ごめんね。
本当は木曜日に行く予定が先方が木定休で金曜日にずらしたんだよ。
今日もこれから行く所あるし、パンクしそう。
福田真奈美
ありがとう!
宜しくお願いします。
福田真奈美
それじゃ…川越市駅に五時四十分くらいに来て貰ってもいい?
本当に受け取るだけになっちゃうけど大丈夫?
福田真奈美
ありがとう。
出来れば保冷剤を入れて欲しい。
一時間くらい捕まるから冷蔵庫入れられない。
福田真奈美
最終確認の時(五月十九日)、彼女から電話が掛かってきて、用事が押してしまい、できれば店の前までプレゼントを持ってきてほしいと言われる。
正直嫌だったけど、知り合ったばかりだし、すでに彼女の誕生日周辺では予定ができあがっていた事を考慮し、承諾した。
「今回はプレゼントを手渡せればそれでいい。この件に対し、お互いの気持ちをぶつけ合い、散々話し合ったんだから、俺はもう何とも思わないよ。だからそんな申し訳そうにしないで」
できる限り優しくそう伝えた。
ただ季節柄、料理が痛むのを恐れていたから「料理はもう下準備始めちゃってるけど、誰かにあげちゃうからプレゼントだけにしようか?」とも気を利かせる。
だが彼女は「せっかく私の為に作るのに、他の人にあげちゃうのは嫌だ」と言った。
彼女は店には二十一時ぐらいには確実にいるから、その頃連絡してほしい。
そしたら外まで出てくると言う
迎えた当日、俺は下準備三日間掛けて料理を作り、いつも行くジムにはさすがに行けなかった。
でも、彼女にとっても、もちろん俺にとっても、特別な日であるからしょうがない。
注文した薔薇の花束を受け取り、こちらの準備は済む。
二十一時前に『これから家を出るよ』とメールを送り、プレゼントを持ちながら出掛けた。
オーナーが岩上整体時の患者さんだった『天下鶏』で軽くつまみながら美咲からの返事を待つ。
しかし、二十二時になっても二十三時になっても一向に連絡はない。
あれだけ念入りに話したのに、何かあったのかな?
時間も心も珍しく込めたので、当然苛立ちは募る……。
夜中の一時過ぎになり、さすがに俺は怒り、自棄になって彼女へメールをした。
プレゼントいらないんだ?
自分からあれだけ言ってきてどういう事?
まるで何を考えているのか分からない……。
心が痛まないの?
もうプレゼントは適当に誰かにあげる事にするよ。
一つ言っておく…、年上を舐めるな!
岩上智一郎
そして俺はバースデーカードを破り捨て、彼女の働く『蓮』の入口へ放り投げて夜の街へ消えた。
正直泣きたい気分だったけど、とにかく飲みたかった。
翌日(五月二十一日)になり、夜中の三時二十八分に彼女からメールが入っていた。
ごめんなさい。
もう、連絡は控えます。
福田真奈美
さすがに『いらないんだったら、始めから言ってほしかった。三日間も時間を無駄にしてしまったし、酷く傷ついた』と返す。
女々しいと思ったが、気が収まらなかったのだ。
お店が想像以上に混んでしまい、携帯を見る暇も無く、お店に来て下さったお客様の対応で手一杯でした。
福田真奈美
このメールを見た時、この子って一体何を考えているのだろう?
頭大丈夫なのか…、と正直思った。
だって、自分で時間を指定しておきながら、何このメールって……。
以前彼女が「今度時間あったら見て~」と言っていた彼女の店のホームページ。
もちろんそこには彼女の日常を書いた日記などもある。
好きな男性のタイプは ?
よく笑う人、温かい人
休日の過ごし方は ?
料理作るか、ショッピング
貰って嬉しいプレゼントは ?
心の込もった物なら何でも。
「……」
改めて見返してみると、ただの商売女だったのか……。
そう思う自分がいた。
この一連の長い文章をここまで読んでくれた方がいたら、本当にありがとうございます。
そこで一つ教えて下さい。
俺が悪かったんでしょうか?
俺がおかしかったんでしょうか?
彼女の感覚分かる人いますか?
同じ異性として、女性の意見を聞いてみたくて、恥を忍んでここまで書きました。
うぅ…、俺って超格好悪いなあ……。
れっこ
ブログ読んでても…本当に忙しかったんじゃないのかな……。
誕生日だと言うことで、普通のときと違って抜けれないのも分からなくはないというか……。
でも全然全く連絡できない状況ではないとは思いますけどね……。
商売でやってるんだ…と決め付けるのは駄目ですよ。
私も夜働いてたとき、そういう風に見られるのが嫌でしたし。
働いてるんだけど、やっぱそういう風にしか見てくれないんだ…とも思う矛盾した気持ちがあるんです。
ましてどっぷり夜の世界という感じの子でもないですしね。
ちゃんと医療事務とか調理師とかの資格を持ってたり、挑戦してるし。
夜の世界一本で行こうとか考えてないように思えます。
自分の夢を叶えるための手段としか思ってないなら、お客さんに対してそこまでするとも思えないし。
ちゃんと向き合い、ちゃんと会って話してみてください。
余計な先入観抜きにして。
料理作ってあげたり、その誕生日のときにそこまで腹が立つほど好きなんですよ。
彼女はメールでそんな風に来たならもう駄目なのか…と思うと思います。
年上なめるなとか駄目ですよ。
相手女の子で二十六歳でしょ?
怖いですよ……。
壁を取っ払って、全力でぶつかってみてください。
なんとなく見てると恋愛に臆病と言うか、壁を作ってるのはトモさんなような気がしちゃいます……。
こういう日記書くほどすごく惹かれてるんですよ。
どっちも結論から言うとおかしくないし、悪くない!
たまたまタイミングとか悪くて、言葉が足りなかった!
お互いに謝って次に進むのだ~!
きょうちん
難しいですね。
相手は二十六歳。
しかも夜の仕事。
そしてメールも難しい。
でも一つだけ私が言えるのは縁がある相手なら 男でも女でも距離を置いても続くはず。
そして岩上さんがきっと本気だったんだなぁ。
……と日記から感じました。
彼女は二十六かぁ。
若いなぁ。
コメントになってなくてゴメンなさい。
アケミ
恋愛下手、筆不精なわたしとしては「う~む」ってところが、多々あるなあ。
わたしなら「からかわれた」もしくは「馬鹿にされてる」と思ってしまう。
ただ、それまでの経緯で彼女の必死さはある程度伝わってくる。
だからこそ、岩上さんも惹かれてたところもあるんだろうけど。
メールからは積極的といえば積極的。
ただ「我を通す」強さが伺えるような気がします。
どうしても許容できないところが、この先、許容できるようになるか?っていうと、かなり難しい。
それは岩上さんの気持ちが、それを上回ってついていかない限りは無理だし、気持ちが高まるほど、もっと許せなくなるかもしれない。
だとしたら、お互い不幸。
でも「仕事」と「わたし」、どっちが大切なの?
その禁句だけは、口に出してほしくないし、出したくないって思います。
えーっと、うまく言えませんが、自分のキャパシティを彼女にたいしてどれだけ、大きく持ってやれる余裕があるか。
また、彼女自身もどれだけ「恋愛対象」である岩上さんという人に対して誠意ある行動が取れるか、だと思います。
短文ならトイレででもメールできるでしょ?
…仕事がら無理なのかしら?
(よくわかんない)
彼女は「ごめんなさい。仕事なんで」って、それまでの約束を破った自分をなかったことにしてる。
そして、岩上さんにそんな彼女を許容するキャパは、今のところ無いようにみえます。
第三者が推し量ることは難しいけれど、それでもご縁があるなら、もう一度結ばれるなにかがあるのではないかと思うし。
お互いの気持ちが、この壁を凌駕するなら可能性はある、かな?
私見にみちた、変な文章ですみません。
ぴよ
うまく言えないですが……。
友達でそうゆう子います。
すごく細かく約束したのに、結局直前になって白紙にされたり……。
平気で一時間遅刻してきたり。
自分も若いのにこんな事言ったらおかしいけど、今の若い子の常識は少しズレてる気がします。
もちろん、みんながそうだってわけじゃありませんが……。
美咲さん、いくら忙しくても、少しだけ、電話やメールをする事は出来たんじゃないのかな?と思いました。
大切な人を待たせてるなら尚更。
自分だったら、約束の時間までソワソワしてなんども時計見ちゃいますもん。
私は、岩上さんは悪くないと思います。
おかしくなんてありません!
そんな素敵なプレゼント、いつか貰ってみたい!
でも、美咲さんのような子もたくさんいます。
感覚はわからないけど、平気で約束を破る子います。
ガキが偉そうに……。
まとまりなく、わけのわからない文ですみません。
ひだまり
メール位打つ誠意がない。
続かない。
そう感じました。
とま
こんにちは。
おひさしぶりです。
日記読ませていただきました。
私も大学生のころはキャバで働いていました。
バースデーのイベントは忙しいですがトイレや化粧直しなどの合間に連絡はできると思います。
しかもお客さんの来店予定など管理もしなきゃいけないのに携帯を見る時間がなかったなんて、少しおかしいと思いました。
私には彼女の行動が理解できません。
智一郎さんはおかしくないです。
私は今年で26歳になります。
同じ年くらいの子がこんな無責任なことしてると思うと残念です。
ノ
昔、夜のお仕事しているときに、やはり、こんな感じの子いました。
勉強が出来るタイプで、いろんな資格持っていて。
一瞬、同じ子かと思うくらい。
本人悪気があって思わせぶりな事してるわげではないのでしょうけど、私は理解不能でした。
トイレでメールを…っと、言ってる方もいると思いますが、お店によってトイレは圏外な所もあるので、一概にこの子も悪いとは言い切れないですけど、私はあまりこの子に関わるのはやめたほうがよいかと思います。
多分、この子はストーカーとかいそうですね。
こんな感じの子達は揃ってストーカーが憑いてました。
本人はどうしてつくのか分からないようでしたが。
岩上様はまっすぐで純粋な人だから、悩んでしまったのですね。
気にしないのが一番です。
>俺って超格好悪いなあ……。
…っていってますが、格好悪くないですよ。
素敵な男性だと思います。
tama(熊倉瑞樹)
まだ次の日記を読んでいないので、何か決心したのかもしれないけれど、まずはこの日記を読んでの感想、意見ね。
岩上君に同情?するところもある。
約束を破るということは、世代が違うと言うことで済ませられる問題じゃないよね。
それに一本も連絡を入れられないほど忙しいってことはないと思う。
トイレに行った時とか、一分でも二分でも時間は取れるよね。
でもね、単純な連絡だったら、一、二分でできるけど、好きな人にメールをする時、私だったらすごーく考えて考えて、自分の気持ちを誤解されないよう慎重になる。
特に今回はこういう事態なわけでしょ?
彼女の肩を持つと、好きだからこそ連絡ができないこともある。
と、本日四十になった私は思いました。
よくもまあこんな俺の長い愚痴りの記事をみんな読んで、感想やアドバイスをくれたものだ。
女性限定記事にして良かった。
ぎーたかの名前が無いけど、あの子は見てくれたのかな?
もし閲覧されていたら、少し複雑な心境だ。
正直真奈美の事は、未だ後ろ髪引かれる思いである。
ただ、彼女の行動からどうしても信用ができない。
家での嫌がらせに続き、プライベートで真奈美まで立て続けだったのもあり、俺は余裕が無いようだ。
数々の意見をくれた女性たち。
感謝も踏まえ、俺は次の記事を書いた。
※またまた女性マイミクのみ閲覧可能限定記事です。
さすがにこの手の内容の記事は、男連中には見せたくありません。
近所に住んでいる人多過ぎだし……。
みなさん、数々の意見をありがとうございます。
人それぞれ様々な考えがあるんだなあと、より女性の奥深さを勉強させていただきました。
…で、私自身がそれらを参考に考えた上で出した結論をここでハッキリ言います。
頑固と呼ばれようが、俺は変わりません。
寛容さ…、または優しさ……。
この言葉の意味合いが、正直ズレて捉えられているような気がするこの頃です。
確かに優しさは必要です。
もちろん寛容さだって必要です。
ただ今回のケースで言えば、向こうが約束をすっぽかした事には変わりありません。
あれだけ何回も綿密にどうしようかと打ち合わせした上でです。
だから俺は怒ったまでです。
嫌われるって、もちろん覚悟もしています。
でも、相手の機嫌を取るようにこちらから謝るとか、こちらから折れるとか……。
そんな事をしちゃ、男が落ちます。
それは優しさでも何でもなく、ただ女を図に乗せ、いい気にさせてしまうだけ。
身勝手な俺の言い分ですが、悪い事は悪い。
それをしたから怒る。
それが分からずに口を閉ざすなら、それはただ逃げに過ぎない。
今の世の中っておかしいじゃないですか。
だから俺は変えません。変わりません。
少しでも男はこうあるべきだって、そう思うし。
結果、嫌われたり、また婚期を逃したり……。
もしかしたら、生涯独身のまま寂しい余生を過ごすかもしれません。
でも、それでもやっぱ俺、変えません。
じゃなきゃ馬鹿な勘違い女がどんどん増殖するだけだし、そんな子が子供生んだらって思うと、ゾッとします。
悪いものは悪いとハッキリ言える人間でいたい。
もちろん自分が本当に悪いなあって反省する事だったら、いくらでも謝りますけどね。
どうせ縁を持つなら、こんな俺を理解してくれる人と一緒にいたい。
だから今は、身体を鍛え、自分の生きたいように好きに生きる。
それでいいかなって感じました。
もし、この文章を読んで不快に思われた方がいたら、ごめんなさい。
でも、正直な俺の気持ちなんです。
今回の一連の件で、一つ自覚できた事あるんですよ。
・人を喜ばせられる料理を作る事ができる。
・人を喜ばせられるようなカクテルをまだ作る事ができた。
・Tシャツ一枚になれば、周囲の人が驚くような肉体を徐々に取り戻している。
・小説だってまだまだ書ける。
・絵も描ける。
・身体が痛い、辛いという人を治す事ができる。
・また頑張れば、まだピアノは弾けるであろう、多分……。
・好きになったら猪突猛進で一直線に走る事ができた。
これが岩上智一郎です。
今はまた戦えるように…、四十歳手前の最後のチャンスに掛けて、頑張りたいって思います。
小説はもっと年とってからでも書けるし……。
まあ、美咲から今後連絡あるかは正直分からないし、あったところで余程の誠意を見せない限り、俺は簡単に信用できないでしょう。
無いなら無いで、それまでですけど……。
少なくても俺から関わる事は無いと思います。
女性とのお付き合いは…、やっぱ女って怖い部分あるんで、また何かしらの縁があればその時考えるようにします。
みなさん、貴重なお時間を割いてお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
とてもいい経験になりました。
岩上智一郎より
アケミ
今回の件、岩上さんの日記を見る限り、女性からの「いいわけ」メールはあっても、「謝罪」のメールがないんですよね。
トイレが圏外…なんてところもあるそうですので、一概に「メール位できるだろう」って言えないこともあるのはわかりましたが。
岩上さんが「許せない」「納得いかない」ことに関しては、岩上さんのココロの問題で、人によっては「OK」ってこともあるんでしょうけれど、「恋愛」は個々のココロに基づくので、「無理なものは無理」なんですよね。
許容と寛容と、譲れない部分と。
それがおたがいに合わない限り、本気であるほど、幸せな未来は難しいですから。
自分が「曲げてもいい」、そう思える人に出会えるのも幸福だと思うし、「曲げなくても理解してくれる」そんな人に出会えるのはもっと幸福だと思います。
恋愛に対して、ココロを閉じてしまうのはもったいないです。
素晴らしいバイタリティをおもちなので。
(近所に住んでいたら、この四十肩のケアをお願いしたいくらいです)
マイペースに素敵な伴侶を見つけてください。
偉そうな、コメント失礼しました。
れっこ
トモさん決めたならそれを信じて良いと思います。
相手の子も悪気があったわけではないのでしょうけど、それまでのやり取りで何度もメールもしてるのに…と確かに思います。
本当に大事な人だったら私なら誕生日店に出ないかも、と思います。
自分が経営してる店でもないし、誕生日家族と過ごしてるので、とでも何でも言って休みますね~。
そう考えるとトモさんに非は無いし、ここでは書かれていないやり取りやメールなどもあるでしょうから、総合的に判断して決めたのであればいいんじゃないでしょうか……。
縁が有れば、誤解あったとしてもまた近寄っていくし。
縁が無ければそれで終わりだし。
言葉を交わしてでも伝わらない……。
私はリアル友にこの前何の前触れも無くいきなりマイミク外されまして…これで二回目なんですが。
何か一言言えば良いのに…と思いますが、来年幼稚園でも子供同士同級生で一緒になるのにそんなことされましたしね~。
私のマイミクはその子とも共通多いので書きませんけど。
今も島に居るし、地元の子なのにそんなことしますよ…。
同じく二十六歳くらい……。
人との関わりって本当に大事なのに……。
大事に出来ないんだなぁ~って。
ちなみにリアルで外されたのは私だけ。
心当たり無いだけに非常に不愉快ですが、こちらからは何も言わないつもりです。
きょうちん
なんか整体でお世話になっていたころの岩上さんと違って恋愛していたんだなぁと感じました。
この間のコメントでもしましたが 縁がある相手ならまた縁があるものです。
ただ 年齢ではなく 約束したなら キャンセルするにしろ 今はメールという便利な手段があるわけだから して欲しいものですねー。
次に向かうですねー。
まさ(大山雅代)
岩上くん、心が苦しいでしょ、もっと楽に生きて大丈夫だよ。
正直、岩上くんの気持ちも美咲の気持ちもわかる気がします。
二人共に今必要なのは思いやりじゃないかな。
自分が思う思いやりじゃなくて、相手の事を思う思いやり。
美咲は岩上くんに対してとても失礼だったし傷つけてしまった事はきっとわかっているんだと思う。
岩上くんの事もきっと本当に好きだと思う。
でも自分の事が一番大切な子で周りに甘えてしまうんだと思う。
甘えていい所と、自分が頑張る所の区別がついてないのかな。
岩上くんは大切な人に対して傷つけられる覚悟が必要かも。
じゅうぶん傷ついているのはわかるよ
でも傷つけられるのを恐れて自分から壁を作って突き放してしまって結果、自分で傷ついてしまっている気がする。
もっと人間、時には馬鹿でいい。
格好悪くても情けなくても自分を守る自分の壁を破ってがむしゃらに傷ついてもいいと思う。
本当辛いけど、でも大切な人なら頑張るかいがあるかな。
自分の為に。
美咲は責められる事をしたし、責められてもしょうがないかもしれない。
でも「責める」って何だろう。
大切な人を責めて自分は幸せなのか。
難しい所かな。
もちろん何もしなければ図にのる人もいると思うけど、そんな事はない。
相手を思う気持ちがあれば簡単に図にのらせないでむしろ手の平で転がすくらいな事が出来ると思う。
ただ、傷ついて傷つけられて、思って思われて、もっと深く絆を築く事が先だけど。
価値観って全ての人が違ってて、自分の価値観に相手をはめようなんて思ったらお互い傷つく。
相手の価値観、はじめから自分とは全く違うんだと思ってね。
でも歩みよる事が出来る。
そうやって違う人間同士、うまくいく。
妥協じゃなくて歩みよりね。
岩上くん、いろいろやっててすごいと思う。
岩上くんの事大切に思っている人もたくさんいると思う。
頑固な事も悪い事じゃない。
でも大切な人に 大切だと思ってくれる人に、もっと甘えていいと思うよ。
もっと心さらけ出していいよ。
人間なんだから。
一人じゃないんだから、自分の道まっしぐらもいい、でも自分から寄り道して周りに解け込んでみるのもいいよ。
何か違うものが見えるかも。
わからなかった美咲の心が別の角度から見えるかも。
岩上くんが本当にもう彼女とは無理、という事ならいいんだけど、それでも大切な気持ちがあるなら自分の為に頑張り時だよ。
後悔しないように、良い思い出になって幸せになるために。
長くなってしまってゴメンね。
tama(熊倉瑞樹)
いろいろな意見が出ていますね。
他の方のコメントを読んで、私の意見は「まさ」さんに近いかな?
「悪い事は悪い。それをしたから怒る。」
「悪いものは悪いとハッキリ言える人間でいたい。」
これはいいと思うよ。
でも、寛容さ、優しさとは並行できるんじゃないかな?
表現が難しいなぁ。
まぁ、今は距離を置いてもいいかもね。
でも、彼女から連絡があったら、拒絶はしちゃだめだよ。
まさって、大山雅代だよな。
双葉幼稚園の時から一緒の。
確かに俺が真奈美を責め過ぎたのかもしれない。
好きな人を責めて幸せになるのか?
昔からの同級生だから、本当に痛いところを突いてくるよな……。
熊田瑞樹も岩上整体時代俺に抱かれ、試合の応援まで来てくれた。
どんな心境でコメントをくれたのだろうな……。
先に四十代に突入か。
関わってくれた女性全員に感謝しかない。
明るい記事をせめて書かなきゃ。
※この記事も女性限定にしてしまいました。
多分男性が見ると「あれ? 何だか話が飛んでいるぞ?」と勘ぐられそうなんで。
今さっきまでジムへ行って汗を流していました。
現時点で言えば、深く考えてもよく分からないので、とりあえず今は身体を少しでも進化させておこうかなと。
さすが小、中学時代の同級生だけあって、まささんやtamaさんのコメントはちょこっとガツンと来ました。
伊達に年を重ねてねーなあーと……。
え、おまえも同じ年だろって?
言われたように寛大さや思いやりが、俺自身欠けていたのも確かだなあと。
ただ、今はとりあえず自分でやらなきゃいけない事に邁進したいと思います。
向こうから連絡あるかどうか分からないけど、少なくても俺は一ヶ月ぐらい時間を置いて、それでもまだ考えている自分がいるのなら、その時になってまた悩めばいいかなと。
正直トレーニング中もついボーっと考えている時あるんで、ジャグジー入りながら丹念に股割りをして、一番重いウエイトを使って一気に持ち上げて、汗を全身から何度も噴き出させて……。
今全身から流れているこの汗だけは、偽りはない。
めげずにもっともっと頑張ろうじゃないかって。
体重計に乗ると、八十五キロ……。
三年前の試合から比べると十九キロも落ちたまま。
散々食べているんだけどなあ……。
ジムを出て、目の前のマックに寄ってハンバーガーを胃袋に詰め込む。
グラスが欲しいから、いつもLLセットを注文している。
先週からだけで三つグラスが溜まった。
日曜日マックで働いていた店員の女の子は俺にちょびっと気があるのだろう。
だって俺が「ケチャップもつけて下さいね」って言ったら、袋の中にケチャップ三つも入れてあったから。
おとめ座の俺はこういう細かい部分にも目が行き届くのである。
ん…、今日はマイミクでもあり、中学時代の同級生tamaはんの誕生日か。
おめでとうさん。
ふふふ、四十になりやがった
俺もあと四ヶ月ぐらいであとを追うぜ。
でも、現時点では俺は三十代。
君は四十代……。
それが世知辛い世の中の評価さ、ふふん。
彼女からのメールがあり、娘さんの合唱コンクールとやらが来月の十九日にあるらしい。
日曜日なので、応援に行くとするか。
俺の試合の時も来てくれたしね。
コンクールが終わったら、好きなものをご馳走してやろうではないか。
まあこんな感じで、とりあえずは回りにいる小さい子たちを喜ばせられるような時間の使い方をしていきたいな。
あとはトレーニングオンリー。
今よりももっともっとナイスバディーになって、ナルシストになってやる。
あれだけ崇拝しているジャンボ鶴田師匠の命日まで忘れてしまうほど、女に溺れた俺。
挙げ句の果てにその女にはフラれ、愚の骨頂だ。
今回の一件で、俺は成長しなければならない。
こういった出来事すら、俺の作品『鬼畜道 〜天使の羽を持つ子〜』の糧になる。
生き恥を晒してでも、俺は俺らしく……。
それにしても家での憎悪に加え、続けざまに福田真奈美の一件は、本当に堪えた。
闇 195(第一死体発見者?編) - 岩上智一郎の作品部屋(小説・絵・漫画・料理等)
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