泉山の草木花

ひそやかに咲く花々や、やさしさに溢れた植物を皆さんに紹介したいと思います。

しゅんらん

2013-05-10 | 草花
  しゅんらん~春蘭  ラン科
初夏の光がきらきらして、ややうつむいたシュンランも、
気持ちよさそうです。

みなさんは、「シンビジウム」というランをご存知でしょうか。
細長い葉を持ち、たっぷりと花を咲かせて、
贈りものに使われる大きな鉢物を、花屋さんでよく見かけます。

じつは、シュンランは日本自生の「シンビジウム」なのです。
日本には数種類が自生していますが、
温帯地域のシンビジウムは、また味があっていいものですね。

春蘭は古典園芸植物のひとつで、
江戸期より、多くの品種が見出され、
寒蘭や風蘭と同じく、愛培されてきました。

それらの植物を見ていると、
日本人の感性の細やかさを感じます。

大きく目立つ、色彩が派手、それだけが美ではないという感性を、
日本人は古代より、育んできたのですね!

この美しい日本の風土が、日本人を育んできたのですね!






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