新年のご挨拶

2013年01月03日 18時28分19秒 | 日記

新年明けましておめでとうございます。皆様には平成25年初春をどのようにお迎えになったでしょうか?                      昨年も沢山の出来事があった一年ではなかったでしょうか。特に暮には衆議院の解散によって自民党が大勝し、政権に返り咲きを果たす事となりました。 今後の政権運営は決して楽ではないと思いますが、しっかりと日本のかじ取りをお願いしたいものです。外交、防衛、社会保障といった国の根幹を果たす役割を担っていただくのはやはり国会議員だと思います。

野党になる前の自民党のイメージと言えば、「無駄な公共投資を先導し、政・官・財の癒着構造に見え隠れする不透明なお金の流れを黙認してきた事から、国民の信頼を失う!」と言ったところではないかと感じています。 いま日本は大変な状況下におかれています。もはやそのような構図が許されるはずもなく、国会議員のみな様には、この国難を気宇壮大な姿勢で乗り切って頂きたいと思います。

何を、自分を棚に上げて!となるのかもしれませんが、地方も同じ構図にあるのではないでしょうか。溝蓋議員とは良く言ったもので、どんな重要な政策よりも、利害に直接つながる溝蓋を直してもらう議員の方がありがたがられる実態はまだ一部には根強く残っている気がしています。これとて、もはや議員の力関係で簡単に基盤整備が出来るほど、出雲市の財政は豊かではありません。しかし、それだけに一方では議員の説明責任は更に重くなっています。多くの市民の皆様の声に耳を傾け、課題や要望ひとつひとつに対して、しっかりと納得がしていただける活動を重ねる事の大切さを、あらためて痛感しています。

今年は私たち議員も4年に一度の節目の年となりますが、今一度議員の果たす役割を自覚し、真誠クラブの理念である是々非々の議論から結論を導けるそんな環境づくりに邁進してまいりたいと存じます。どうか本年もよろしくお願い申し上げます。


衆議院選挙

2012年11月26日 22時36分39秒 | 日記

「馬鹿正直解散」と揶揄されるほど突然といえば突然の解散だった・・・・

政党が乱立する中で有権者が政党の主張を見極める事は、極めて困難といえる。

マニュフェスト、アジェンダなど主張や政策を真新しい表現で有権者に伝える事は必ずしも間違いではないが

期待が大きかった分は、失望感となって跳ね返ってくる・・・・・ 

一方自民党はいったいどう変わったのだろう?

何を反省し、どうして行くべきなのか地方議会にいても、組織からは具体的に伝わってくるものがない・・・・・

自民党が他党と違うところは、地方議会で現在でも圧倒的に議席を有している事である・・・・・

有権者と地方議会との信頼関係こそ政党への信頼へつながる近道と考えています


真誠クラブ視察①

2012年10月16日 16時06分26秒 | 日記

昨日、真誠クラブ(会派)で視察並びに勉強会を行った。

内容は、木島ダム、志津見ダムの視察 及び斐伊川放水路事業の残土処理後のグリーンステップ利活用(メガソーラー事業)の勉強会を行った。 木島ダムの水利権が来年30年ぶりに更新を時期を迎える。水系沿線関係者からこのたび木島ダムの分水を中止し、更新を行わないよう県に対して要望が行われている。

水系関係者並びに関係団体で立ち上がった、神戸川再生推進会議の主張は、近年神戸川の河川環境の悪化の原因が木島ダムの発電用水の分水によるものであり、水利権の更新を行わず、分水を中止し水を神戸川へ戻してほしいとの要求である。

勉強会では、河川環境の悪化は認めるものの、現実的に分水を中止するためには客観的な根拠を示さなければ、河川管理者である国は電気事業者(中国電力)と水利権の更新を中止するには至らないことから、視察を行い会派で協議を行った。議会にはこの問題を協議するため神門川発電用水検討協議会が設置されているが、分水中止を前提とした協議会になっては議論の方向性を見失う危険があり、現状では推定無罪という受け止め方が妥当ではないかと考えています。地元は木島ダム分水中止の運動に、神戸川河川環境の悪化という現実だけで運動条件は満たされるかもしれませんが、少なくとも議会は同じスタンスで議論は出来ず、さまざまな知見から客観的に判断をする必要があるはずです。

議員が一方的に根拠も示さないまま、ただ地元とスタンスを同じくして運動に加わることは現状では行えず。現在、県において神門川の河川環境に関する専門委員会が設置され年内には水質、水量など具体的な調査検討が行われていることから、その結果をまって更に協議を進める必要があります。

河川環境の悪化については認めるものの、環境悪化が木島ダムの分水によるものであると現時点で断定は出来ません。また、その他の影響も十分考えられる(神戸川流域環境の変化など)事から、単に木島ダム分水に関係する調査・検討のみならず、様々な要因も河川環境悪化の原因として幅広く調査し、その対策を河川管理者(国)に求める運動のほうがより現実的であり、原因が特定されるまでの間、水利権の更新を見合わせ、分水は当面暫定的に行うべきと考えます。    

 

 


小沢一郎

2012年06月22日 23時25分25秒 | 日記

新生党、新進党、自由党、民主党と離合集散を繰り返してこられた小沢一郎さんだが、自らが国の指導者となる機会は今日までおとずれていない。思い出すのは田中派から竹下派を結成し七奉行の一人として影響力を持つ頃からそれは始ったような気がする。

竹下派から離脱される当時。竹下内閣の官房副長官として内閣を支える立場であった小沢さんは日米の牛肉オレンジ問題などで手腕を発揮され高い評価をうけた。その後竹下派(平成研究会)の後任会長問題で、後任に意欲を持たれていた小沢さんであったが、同じ内閣でよきライバルであった官房長官の小渕恵三さんが後任の会長(後の内閣総理大臣)となる事から平成研分裂へとつながっていった。

その後の政局はダイナミックな二大政党政治を目指すかのように思えたが、今日まで政党は離合集散を繰り返してゆく、政局は小沢さん抜きでは語れないが、今後も小沢さんが総理の椅子に固執するかぎり政党の離合集散は今後も続くと言えるのではないだろうか。


副市長

2012年06月19日 23時52分10秒 | 日記

任期3年を迎えた河内幸男副市長が退任される事となった。後任には同じく農林水産省から堺田輝也副市長が就任する事となった。旧出雲市時代にも中央官庁から副市長へ就任する人事は何度かあったと記憶している。近年、官僚の天下りなどへの批判がある中で、中央官庁からの副市長就任人事に対しても様々な受け止め方から、必ずしも好意的なご意見ばかりではない。 斐川町との合併により更に農業活性化は大きな課題となっている事から、農林水産省出身の副市長就任には期待こめて歓迎するものではあるが、単に国とのパイプ役という曖昧な就任理由では十分な説明にはならない。後任の副市長には市職員の能力を最大限引き出す事が出来る采配に期待をする。